[米子]珈琲屋吹野。ツタが絡まる昭和レトロな喫茶店。のんびり贅沢な時間を過ごしました。
今回行ったのは珈琲屋吹野。創業は1981年。米子の地に30年以上前からある喫茶店です。
店内は個室のようになっている席もあるので落ち着けます。文庫本を片手に行きたくなるようなそんなお店です。
最新の記事はこちら→ ツタが絡まる昭和レトロな喫茶店「珈琲屋 吹野」のんびり贅沢な時間を
珈琲屋吹野のアクセス・場所
米子高島屋から、米子駅方向に3分。
住所は、鳥取県米子市角盤町1-166。米子高島屋の近くです。
珈琲屋吹野のメニュー
メニューには上記のランチの他、アメリカン(480円)、コロンビア(520円)、キリマンジャロ(520円)、カフェ・ラ・テ(550円)、温かいココア(600円)、バナナジュース(500円)などがあります。
紅茶のメニューも豊富です。紅茶好きも満足できますね。
珈琲屋吹野 ランチ
珈琲屋吹野のランチ 今月のセットは
・トマトとモッツァレラのサラダ
・チーズカレートースト
・珈琲
・自家製ヨーグルトのデザート
モッツァレラチーズ、おいしそう!
わわ、こんな丸ごとトマトが。チーズもたっぷり。湯剥きしたトマトは食べやすい。ドレッシングもまろやか美味しい。
トーストには アイスプラントが添えられています!キラキラの露がかかったような不思議な植物です。
効能はアンチエイジングやミネラル豊富な事、ビタミンAに変換されるβカロチンが豊富だそう。珍しい物はじめて食べました。
デザート。ただのヨーグルトかとおもいきや、やっぱり違いました。
カスピ海ヨーグルトで10年ほど種菌から作り続けているそうです。それと、オレンジにはしょうがが!なんともフレッシュなオレンジとスパイシーさが好みでした。
もちろん、珈琲がついてます。粉は手でゴリゴリ引いてくれるんですよ。
米子にある昭和の喫茶店
店内は、おちついた昭和の時代からあるいわゆる「喫茶店」の風景です。閉店までずっとゆっくりしていってほしいとオーナーは言います。所狭しとコーヒーカップが並びます。
こちらのオーナーの趣味で集めたものだそうです。
それから、オーナーは2年ほど東京のとある喫茶店で修業をされたそうです。そこのマスターから譲り受けたカップもあるとのこと。
東京西新宿 ”珈琲屋” と下北沢 ”珈琲屋壇”
この素敵なしつらえは、どう作ったのですか、と聞きましたところ、意外な由来がわかりました。
オーナーは東京西新宿 ”珈琲屋” と下北沢 ”珈琲屋壇” のお店で修業をした際、そこの喫茶店の内装がすてきだったので同じようのしたいと考えたそうです。
そこで東京のお店のマスターから、いわば暖簾わけというような形で米子にお店を構えたのです。
米子のお店の設計も、なんと、東京の修行をした店舗を手掛けた設計士さんが図面を引いてくださったということです。
いまではこちらの東京のお店はなく、マスターは6年ほど前に他界したのだと聞きました。
東京のお店を、そして師匠であるマスターの珈琲の味を継承する「珈琲屋吹野」。ここには、東京のお店に通っていた方が、わざわざ「吹野」を目指して訪れることがあるという、なんとも素敵なお店なのです。
高島屋ができる以前からあり、付近がビジネス街として発展した頃は、ランチでにぎわい、そして今は常連さんや知る人ぞ知る喫茶店として 36年の時を経て静かにあります。
こちらに来る方は 「根が生えちゃう」と言ってゆったりとした時間を過ごすのだそうです。
ツタが絡まる建物と、珈琲屋吹野の看板も素敵です。
古き良き くつろぎの時間を こちら「珈琲屋 吹野」ですごしてみてはいかがでしょうか。
珈琲屋吹野 データ
お店概要
店名 珈琲屋吹野
住所 鳥取県米子市角盤町1-166
時間 10:30~18:00
休み 木曜日、年末年始
P なし
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
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珈琲屋 吹野
住所:鳥取県米子市角盤町1丁目166番地
時間:10:30~18:00
休み:木曜日、月二回水曜日
電話:0859-35-0777
つのださちこ
東京の住宅会社やインテリアの会社で勤務した後米子に移り、現在はフリーで、インテリアや整理収納のコンサルタントとして活動中。子育てママとして奮闘中。女性目線、ママ目線での仕事ぶりは多くの方から評価を得る。
ブログ:家族と一緒に「あそび」と「暮らし」と「部屋づくり」 15分で人を招けるキ