八頭郡の小学校で土砂災害について学ぶ防災授業が開催されました。八頭 県土整備事務所の職員による特別授業で、八東小学校5年生24人が参加しました。
授業は、台風や集中豪雨などにより発生する、水害・土砂災害について学んだもので、児童は資料や動画を見て、地域で実際に起きた災害や、その危険性について学びました。

途中、クイズや模型実験などで、土砂災害の特徴や土砂災害対策工事の効果を実感しました。
防災マップや「ARみえるでござる」という土砂災害のリスクを目で確認できるシステムを使い、地域の土砂災害警戒区域を調べ、身近にある危険な場所や避難地域を考え、いざという時のために備えることが重要であることを学びました。
【参加した児童】
「大雨の際、どこに避難したらいいのかわかった。」
「水害が起きた時は、家族みんなで早めに避難することが大切。」
「防災マップをみて(家族に)避難場所を教えてあげたい。」
子どもたちは、水害・土砂災害のリスクと日頃の備えの大切さを確認しました。
鳥取県では、土砂災害による被害を防ぐため、土砂災害対策工事や施設整備などの対策をしています。これらと併せて住民一人一人がいざという時、命を守るためにどのような行動をするのか?危険地域はどこなのか?住民自らが日頃から備えていくことが重要です。
ハザードマップなどを通して、災害リスクをあらかじめ確認できます。皆さんも一度確認し、土砂災害について考えてみてください。
→ 鳥取県土砂災害ポータル https://www.pref.tottori.lg.jp/239601.htm
(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)