米子の昭和の喫茶店「洋燈」採算度外視ボリューム満点モーニングとセットメニュー
「洋燈」は昔ながらの昭和の喫茶店です。まるで50年前にタイムスリップしたかのような場所です。
昔ながらの雰囲気とボリューム満点のメニューを楽しめます。
素敵なマスターもいらっしゃいます。
洋燈 アクセス
住所 〒683-0055 鳥取県米子市冨士見町2丁目110
角盤交番の隣です。近所にはJU米子高島屋やパーソナルトレーニングジムRoots(ルーツ)があります。
お店の入り口です。緑の看板が目印。
机は麻雀のゲーム機。
お店に入って、奥の席に座ると、机が麻雀のゲーム機でした。もうゲームをすることはできないのですが、100円のシールとか、ボタンはそのまま残っています。
お砂糖の入れ物も年期が入っています。
このお砂糖の入れ物は、近所にある軽食喫茶ハマでも同じような感じの入れ物でした。昭和を感じます。
店内にはわさわさと木が生えています。もはや観葉植物という枠を越えています。
マスターに話しを聞くと、これらはコーヒーの木ということでした。
この木からコーヒー豆が取れるそうです。取った豆は実際に飲め、毎年それを飲むのが楽しみとおっしゃっていました。
たしかによくよく見ると、木に豆らしきものがなっています。
コーヒーの木って、遠い外国の地でないと育たない物かと思っていたら、まさか米子で木が育つとは。。そしてその豆を見るとは思いませんでした。
コーヒーを栽培中。
喫茶店の隅っこでコーヒーの木を育てているそうです。芽が出ているものがあります。
レジの上には常連さんの回数券がかかっています。毎朝常連さんが同じメニューを頼まれます。年に1度回数券を買って、ほぼ毎日いらっしゃるとのことでした。
マスター
マスターです。少しだけお話を伺いました。
「ここ?47年になるねえ。」
跡継ぎのことを聞くと、
「跡継ぎ?俺と同じ仕事が出来るやつがいればね。朝は5時半から開けて、休みは正月だけ。」
「この辺りは一人暮らしの老人が多いから、喫茶店とは別に近所の老人の為に買い物にも行ってやっている。」
「そんな仕事の代わりができる人間がいないねえ。」
と、話しを聞かせてくれました。
確かにマスターの代わりはいません。
洋燈 メニュー一部
洋燈で有名なのがモーニングです。モーニングには、サラダは普通のサラダ、ゆで卵、ポテトサラダ、メロンまで付くメニューも。
日によって変わるようですが、かなりボリュームがあります。値段はこれで良いのか心配になってしまうレベルです。
他のメニュー。コーヒー、紅茶、ジュース、軽食などあります。
今回はメニューの下に書いてあったタマゴのホットサンドセットを注文しました。
サラダ、プリン、コーヒー付きです。
想像以上のボリュームでした。
タマゴのホットサンドセット
ドーン!タマゴのホットサンドセットが想像の遥か上のボリューム満点です。
サラダ、ポテトサラダ、ゆで卵、メロン、ホカホカのタマゴサンド、コーヒー、プリン、アイスがのっかったコーヒーゼリー。
すごい!
卵がホカホカで、パンはカリカリのホットサンド。甘めに焼いてある卵がパンとよく合います。かなりの量で食べ応えもあります。
昔懐かしい味のプリンに、アイスがのったコーヒーゼリー。
二つ頼んだわけでなくセットについてきました。(日によって変わるかも)
そして洋燈名物メロンもあります。大盤振る舞いです。
日曜日の午後に行ったのですが、お腹いっぱいになりました。大満足です。
素敵な喫茶店です。僕はこんな昭和遺産のようなお店に惹かれてしまいます。
職人のマスターが1人で切り盛りしている喫茶店。若い人は新鮮に、そうでない人は昔懐かしい、どこかほっとする場所です。
昔を懐かしみながら、採算度外視のモーニングやランチでのんびり1日を過ごしてみてはいかがでしょう。
洋燈
住所 〒683-0055 鳥取県米子市冨士見町2丁目110
時間 5:30~18:30
(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)
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