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グランドチャンピオンが決定!令和4年度鳥取県畜産共進会に行ってきた

11月19日(土)、(株)鳥取県食肉センターで開催された「令和4年度鳥取県畜産共進会」に行ってきました。

 

本共進会「肥育牛の部」では、生産者さんが大切に育てた肥育牛40頭を格付し、その後枝肉審査、展示、枝肉セリなどが行われました。

 

出品された牛は、一頭一頭定められた基準でしっかりと審査されるので、消費者は安心して高品質のお肉を買うことができます。

 

今回の結果は、”グランドチャンピオン”は智頭町の(株)うしぶせファームさん、特別賞の”脂肪の質賞”は倉吉市の鳥飼さん、同じく特別賞”ロース芯賞”は大山町の(株)笑顔咲く日々さんがそれぞれ受賞されました。

 

大迫力の枝肉展示とセリの現場を見学してきました。

鳥取県畜産共進会「肉畜の部」

 

枝肉展示会場には白衣、帽子、靴のカバーなどを装着し、冷蔵庫の中に入ります。

 

自動手洗機も完備されており、手をしっかり洗ってから向かいます。

 

出品されるお肉は、枝肉となって冷蔵庫につるされています。

 

枝肉のセリや褒章授与式の前に、出品者や購買者が枝肉を見ることができます。それぞれの成果を確認したり、購入予定の肉をチェックしたり、みなさん真剣です。

 

枝肉総重量が500kgを超えるものが並んでおり、壮観な光景です。

 

寒い冷蔵庫の中ですが、真剣に枝肉を見る”熱い”購買者さんばかりです。

 

肉付き、脂肪付着、肉の色択、肉のきめとしまり、脂肪の色択と質、などなど、細かい審査基準が決められており、一頭一頭審査されています。

 

この審査によってA5などの等級、サシの入り具合を見るBMSなどの肉質の基準が決まります。

 

サシの細かさは芸術品に例えられることもあるほど。美しいですね。

 

セリ会場

枝肉セリでは、県内外の仲卸業者、売買参加者など多くの方々が集まっていました。

 

あの独特のセリ親の掛け声が響き渡ります。

 

短い動画を撮影しました。ちょっとした雰囲気だけでも体感してみてください。

 

鳥取県畜産共進会 枝肉展示とセリに行ってきた!
11月19日(土)、(株)鳥取県食肉センターで開催された「令和4年度鳥取県畜産共進会」に行ってきました。本共進会「肥育牛の部」では、生産者さんが大切に育てた肥育牛40頭を格付し、その後枝肉審査、展示、枝肉セリなどが行われました。出品された牛...

 

セリの最後は「肥育牛の部」のグランドチャンピオンに選ばれた(株)うしぶせファームさんの牛です。

 

今回の1番高値で競り落とされ、出品されたすべての牛が落札されてセリが終了しました。

 

令和4年度畜産共進会「肥育牛の部」では、サシの細かさ・霜降りを見るBMSで最高値12をつける牛が多く出るなど、鳥取の生産者のレベルの高さを改めて再認識しました。

 

やっぱり鳥取和牛は質が高いです。

 

現在、円安、飼料価格の上昇、訪日外国人の減少など、農家さんやその関係者にとって厳しい状況は続いています。

 

鳥取のお肉文化を継続させるためにも、おいしいお肉を食べて応援したいですね。鳥取和牛をみかけたら手に取ってみてください。

(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)