
令和7年10月23日、鳥取市立面影小学校で、全校児童を対象とした防災教育が実施されました。
防災教育は、子どもたちに防災への関心を高めてもらうことを目的として、鳥取県治山砂防課が取り組んでいる活動です。
■面影小学校で防災教育を行った理由

今回面影小学校で防災教育が行われた理由は、小学校の体育館および校舎東側が、土砂災害警戒区域内に位置しているためです。

大雨が降り続くと、校舎に土砂が流れ込み、命の危険につながる恐れがあります。そこで今回は、警戒区域にある東側から、西側へ水平避難する訓練も実施されました。
取材した2年生のクラスでは、訓練前に担任の先生から「お(押さない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)」について説明を受け、訓練でもしっかりと守られていました。
■座学で学ぶ「防災講座」

避難訓練のあとは、土砂災害について学ぶ防災講座が行われました。
土砂災害の種類や特徴、実際に起こった災害の映像を見ながら学習が進みました。

映像を見た児童からは
「うそでしょ!?」
と驚きの声が上がり、災害の恐ろしさと防災の大切さを実感している様子でした。
5、6年生の児童たちは、鳥取県が行う砂防事業の一つ「砂防堰堤(さぼうえんてい)」を模型で体験しました。

砂防堰堤は、土石流や土砂の流出を防ぐために川の上流に設置されるダムのことです。
模型を使った体験を通じて、児童からは
「砂防堰堤があることで、下流の街が守られていることが分かった」
といった声が聞かれました。
このように、大雨が降った際に私たちの住む地域が安全に保たれているのは、「砂防堰堤」が見えないところで活躍しているからだと実感できた機会となりました。
おわりに
今回のように、事前に防災について学ぶことは、
大雨が続いたとき、
また土砂災害は雨が降った時に発生するのが一般的ですが、
そのため、
皆さんもぜひ一度、
(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)
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