【出雲そば 鹿幸(ろっこう)】は閉店した【そば処 盛屋】の跡にOPENした“石臼挽きの手打ちそば”のお店です。(閉店記事はこちら→「そば処 盛屋」が閉店していました)
大将の高橋正武さん。「人生は一度きり!」と消防士からそば打ち職人へ。人生をかけ転身しただけあり、美味しさへの研究・探究心がすごい!
大将自身「変態です。(探求しすぎで)」と笑っておられましたが、研究し、手間を尽くしたそばは、風味が強く、パワフルな味わい。
高橋さんの全身全霊で打ったそばを是非食べてみてください。
【出雲そば 鹿幸(ろっこう)】アクセス
住所は鳥取県米子市米原9丁目3−20
東亜青果株式会社 卸売市場内です。
名店ひしめくそばのメッカ、奥出雲町横田にて3年半のそば打ち職人修行されて、この度お店をOPENさせました。
もともとこの場所にあった「そば処 盛屋」の大将が引退を考え始めたころ、味が途絶えることを惜しんだ常連客が修行中だった高橋さんに声をかけ、居抜きという形でお店を受け継ぐことになったそう!
盛屋のころからある囲炉裏はこだわって残したそうです。
店内は、シックな内装にゆったりとJAZZ(ノラ・ジョーンズ)がかかる落ち着いた雰囲気。
棚などのDIYは大将が仲間と作ったそう!
そば打ち部屋です。
早朝にその日のそばを打つそうです。ちなみに、そば打ち中のBGMはジェームス・ブラウンや石見神楽のおはやしなんだとか。ソウルフル!!
【出雲そば 鹿幸(ろっこう)】メニュー
●割子 880円(以下税込)、●釜揚げ 800円、●ゆば(温・冷)1,500円
●盛屋のザル(数量限定)1,000円も食べることができます!
●天ぷらや五目飯もあります。
挽き方、打ち方、茹で方、何を聞いてもしっかりと自分のそばの理論を熱く熱く語ってくださいます。
その奥深いこと!
写真はそばを茹でているところ。中華料理用のガスと羽釜(はがま)を使い、強い火力で、踊らせながら茹であげる方法も、なかなかないそうです。
【出雲そば 鹿幸(ろっこう)】食べてみました!
ゆば(冷)と天ぷら盛り合わせです。
クレソンはツンと鼻を抜ける感じがわさび的薬味のポジション。
生ゆばにそばが包まれているオムライス的構造になっています。ゆばのコクがそばとベストマッチ!
噛み締めて、鼻腔で感じる儚いそばの香りがたまりません。
音楽でも絵画などの芸術作品を見ていると、理由なく涙が出ることがありませんか?
それは、きっと魂レベルで創り上げられるエネルギーに感動したり、共感してるのだと思うのですが、このそばもそんな感動がありました!
奥様が揚げて下さった まいたけ、ごぼう、ゆばの天ぷらも美味!先まで、ピンと伸びた衣はサクサクです。
旨味のある食材なので、そばの美味しさを引き立てます。
そばの美味しさをストレートで感じたい人には割子もオススメです。
郷土伝統食文化で、日本三大そばの一つに挙げられる「出雲そば」。是非行ってみてください。
【出雲そば 鹿幸(ろっこう)】データ
住所:鳥取県米子市米原9丁目3−20
TEL:090-7970-9403(席の予約は不可)
営業時間:11時〜14時半(L.O.)
定休日:火曜(月末は月曜・火曜)
Instagram:@rokkou55
(データ・写真・価格など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)
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