先日、鳥取県を中心に購読されている日本海新聞に衝撃的な記事が掲載されました。米子市児童文化センターのプラネタリウムが存続の危機だという記事です。
そのプラネタリウムに行ってきました。
米子市児童文化センターのプラネタリウム
プラネタリウムですが、開館は昭和58年とのことで、かなり老朽化が進んでいます。日本中を探しても、これほど古いプラネタリウムはあまりないとのことです。
料金は休日はなんと高校生以下は無料。平日でも50円。安いというか「無料」ってすごいですね。大人は310円。子育て応援パスポートを提出すると220円で見ることができます。
大迫力のプラネタリウム
この日のプラネタリウムは、「4月の米子の星空解説」
「木星」や、おおぐま座、こぐま座、しし座、うしかい座など春の星座が説明されていました。解説員の方がいて直接説明を聞くことができます。アニメーションもあり、大人も子どもも楽しめることができる内容です。
実際に投影される映像は、米子の城山から今夜の夜9時頃見ることが出来る夜空となっています。地元に住んでいる人が、自分の家に帰ってからも同じ夜空を楽しむことができるなんて、素敵ですね。
キッズプラネタリウム
小さいお子さんがいらっしゃる家庭は、日曜日の午後1:00に限り、キッズプラネタリウムという大型紙芝居形式の20分程度の短い幼児向け投影があります。毎月お話が代わり、4月は「しし座の物語」というお話です。
ナイトプラネタリウム
不定期で年3回程度、夜間のプラネタリウムがあります。昼間の投影時間では都合が合わない大人にお勧めのプラネタリウム。今年度は、5月・7月・11月に開催予定ということです。詳しくは、開催月のセンター広報誌JUMPINGをチェックです。
編集後記
米子市民に親しまれてきたプラネタリウムが、存続の危機と聞いて、久しぶりにプラネタリウムに行ってきました。
米子市児童文化センターは米子の子どもたちやその保護者にとって、なくてはならないものです。米子の子育て支援センターは土日開館していないこともあり、小さい子が気軽に土日に遊びに行ける施設は米子市児童文化センターだけです。また小学生、中学生が学べるクラブ活動もしています。
このような教育施設を充実させることが、米子の豊かな文化を醸成するために必要だと思いました。
米子市児童文化センター
住所:鳥取県米子市西町133
電話:0859-34-5455
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:毎週火曜日・祝日の翌日・年末年始