4月29日(金・祝)にプロレスリングKASSAMAの旗上げ戦があります。
「目ん玉飛び出るプロレス」「鳥取だらずプロレスはもう古い。」
をキャッチコピーに興行が行われます。
KASSAMA 旗上げ戦
鳥取県でプロレスといえば、「鳥取だらずプロレス」という団体があります。全国的にも注目を浴びているプロレス団体で、プロレス好きからは「鳥取だらずプロレスがある鳥取が羨ましい。」と言われるほどです。
そんな鳥取だらずプロレスを飛び出して、新しいプロレス団体を立ち上げたのが、鳥取だらずプロレス元副代表の橋本さんです。今回副代表を辞め新団体「KASSAMA」を立ち上げました。ちなみに「かっさま」は鳥取県中部の方言で驚いたときにつかう言葉です。「すごい!」とか「まじで?」みたいなニュアンスでしょうか。
どこか胡散臭い、見世物小屋みたいなプロレスを
「KASSAMA」唯一の所属レスラー橋本さんに話しを伺いました。
ーどんなプロレスをしたいと考えていますか?
僕の中でプロレスといえば、昭和プロレス。どこか胡散臭かったり、現代の見世物小屋のような感じが好きで、わくわくドキドキした。(KASSAMAでは)そういう雰囲気を出したいと思っています。
最近のプロレスはスポーツライクのところがある、かっこいい人が出て来て、かっこいい技を決めるだけになっている。KASSAMAは、奇人変人大集合的な大会ですから、毎回違う人が全国から来て、面白いやつを見ることができる団体にしたい。
非日常の世界が体験できる
ー (鳥取だらずプロレスの時の)伝説の※豪円湯院大会はすごかったです。
なんでもありですよ。(豪円湯院のような)そういうのもあり、バチバチに闘うのもあり。そういうすそ野が広いのがプロレスです。プロレスの寛容度の高さというか、(なんでもありの)許容範囲の広さはプロレスのみですよ。
お客さんも自由だからどんな言葉を発してもいい。(それが暴言であっても)人前で自由に思いの丈をぶつけることの出来るものは他にはない。プロレスは非日常的の世界を体験できます。
1つの試合はアートです、生身の人間がやるので、やり直しきかないライブの緊張感があります。
※豪円湯院大会の第2試合では「大山寺参道エニウェアフォールマッチ」というルール。どこでもフォールOKという試合でした。そこでははちゃめちゃなプロレスが行われ、最後は観客から遠く離れた滝の上で決着するという、前代未聞の試合でした。
ー 4月29日が楽しみです。
プロレスは究極のアナログ、人と人とのぶつかり合い。今のこのデジタル化された社会だからこそ求められている。感情移入できるプロレスをしたい。
選手は緊張感をもってないとお客さんにも伝わらないし、プロレスは出たら後戻りできない。なにがあってもやりきる。
出場選手
あの力道山の孫!力道山三世 「力(ちから)選手」
石川県のマレンコ兄弟こと「軍団ひとり選手&キム・ヨッチャン選手」
伝説のあの選手が1日かぎりの復活!なにが起こるか全く不明!「みんな大好き岩ちゃんマン選手」
鳥取を恐怖に染める!「松山みゆき選手」
やりきる男!「三富政行選手」
唯一の鳥取だらずプロレスから出場、セクシーターザン!「 ラウザ選手」
そしてメインに出場の松江だんだんプロレス!「ALLマイティ井上選手」。
などなど。
マッチメイク
宇津宮卓也(松江だんだんプロレス)
VS
西江悠(OPG)
軍団ひとり(CWP)・キム・ヨッチャン(シカプロ)
VS
みんな大好き岩ちゃんマン(西口ドア)・松山みゆき(大衆プロレス松山座)
アスカ・ザ・ワールド(プロレスリング紫焔)・三富政行(フリー)
VS
ラウザ(鳥取だらずプロレス)・力(リキエンタープライズ)
ALLマイティ井上(松江だんだんプロレス)
VS
橋本康平(プロレスリングKASSAMA)
旗揚げ戦を見届けろ!
KASSAMAがどんなプロレスをやるのか、この目で見届けてやろうと思います。どんなものが出てくるのか、今から興奮しています。
編集後記
橋本さんの話しからは、面白いプロレスを追求して、お客さんに夢を与え、強いプロレスラーを見せる。ガチのプロレス。馬鹿をやり通すプロレスを大真面目にやる。そんな心意気を感じました。プロレスに対するすごい熱量を感じました。4月29日(金・祝)倉吉パープルタウンが楽しみで仕方ありません。
プロレスリングKASSAMA 旗上げ戦
日時:4月29日(金・祝)午後2時
場所:倉吉パープルタウン パターン広場