[米子市]すべてのクオリティが高いのに気軽に行ける「ONZE（オーンズ）」
米子市にあるカジュアルフレンチのお店「ONZE（オーンズ）」。
生産者への敬意を料理でお客様へと繋ぐ、他県から訪れるファンも多い名店です。レベルの高い鳥取県食材をフランス料理で堪能しました。
大きな看板を掲げていないのでうっかり通り過ぎてしまいそうですが、一度訪れると次は大切な人と一緒に来たい素敵なお店です。
ONZE アクセス
米子市安倍172-2
駐車場9台
米子市のマルイ安倍店のすぐそば。ジュンテンドー安倍店の隣に位置します。
ONZE
扉を開くと落ち着いた色調の店内。
ゆったり心地よいBGMが流れ、時間に追われがちな日常から少し解放される気分に。
テラス席も気持ちよさそうですね。2020年2月17日～3月6日で開催中の「とっとりジビエレストランフェア」に参加しており、ジビエ料理を楽しむことができます。
店内に入りまず目に入った黒板には、「南部町で捕れた猪のキーマカレー(990円)」の案内と猪のイラストが。
キーマカレー
席に着いて早速オーダーしました。
体に必要な栄養素が多く含まれている猪肉には、低カロリーで良質なたんぱく質や新陳代謝を促すビタミンB群も豊富です。
疲労回復効果も期待できる上にONZEのカレーは丸4日間以上煮込んであります。初めて食べる猪肉。
4日間以上も煮込むだけあり、色んな野菜が溶け込んで味わい深い！
連日大盛況だったとのことで、すでに第２弾だった写真のカレーは早くも完売。現在はジビエカレー第３弾として、101時間煮込んだカレーを楽しめるとのことです。
こちらも完売が予想されるので、読者の皆様お早めに。
取材のためカレーのみの予定でしたが、公式動画でも発信されていた自家製チーズケーキがとても美味しそうで、コーヒーと一緒に追加でオーダーしました。
テーブルに運ばれた瞬間、チーズケーキとイチゴのふわっと甘い香りが。一口食べて「幸せ～！」。
食べ進めるので当然チーズケーキは小さくなっていくのですが、それが淋しささえ覚えるほどいつまでも大事に食べていたい気持ちになりました。
ふと店内の黒板を見ると、ホールケーキの持ち帰りも可能とのこと(要予約)。自宅で特別な日のメニューに選択肢が増えました。
若桜鹿ロース肉のロースト
もう一品、ジビエレストランフェアで提供されている「若桜鹿ロース肉のロースト」(単品1,650円)。を、スープ、前菜、メイン、パンまたはライス、デザートのコースセット(2,490円)でいただきました。
まずは「白かぶのスープ」。温かくなめらかで、子供と一緒に訪れたら間違いなく飲み干されてしまうでしょう。
続いて「前菜の盛り合わせ」。素材の切り方といい盛り付け方といい、色鮮やかでしばらく観賞してしまいました。
そしてメインに選んだ「若桜鹿ロース肉のロースト」。撮影のためとはいえ、早く食べたい気持ちを抑えるのが大変。
温かいお皿に肉厚な鹿肉。素材をより美味しく際立たせるソースも、私の腕では家庭でとても再現できないプロの味。
添えられている根菜類は固すぎず柔らかすぎず、火を通す時間も調味の美味しさも、計算しつくされているのを通り越して、シェフの経験値から研鑽された賜物なんだと思いました。
最後に、この日のデザートには大好きな「ティラミス」。最高です！
一皿一皿が芸術作品のように美しく、見た目にもワクワクさせてもらったONZEの料理。
お店で食事をすると、いつも家庭料理で取り入れられるヒントを探しますが、母として子供に素材本来の味を美味しく食べさせたいと常日頃実践する身として、とても刺激になりました。
まとめ
気取らず楽しめるフランス料理を。というシェフの思いが価格にも表れていると思いました。都市部だとプラス数千円ははね上がるでしょう。
また、日本人の好みに合うよう味わいも工夫されているからでしょうか。本場フランスで食べたフルコース以上に美味しいと感じました。
お店を出て敷地内の掲示板を見ると、持ち帰りできるオードブルの案内が。「1名様1500円より。2名様分からお作り致します。」小さな子供がいてゆっくり外食を楽しめない時期や、誕生日など記念日の食卓を普段より華やかにしたいときにも利用したいです。
〈ONZE お店データ〉
店名 ONZE(オーンズ)
住所 米子市安倍172-2
電話 0859-21-5011
営業時間
11:30～15:00(ラストオーダー14:00)
18:00～22:00(ラストオーダー21:00)
定休日 火曜日、第２、第４水曜日
（上記情報は記事作成時点のものです）
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