シャツが張り付くような蒸し暑いこの時期になると涼を感じられるレジャースポットが気になりますよね。
今回ご紹介する鳥取市の「大鹿滝」ではなんと滝の裏側に入り、裏見することができます!
気温が上がる夏には避暑地としておすすめの迫力満点な滝スポットです。
大鹿滝ってどんなところ?
鳥取県若桜町の北端、扇ノ山の中腹に広がる諸鹿渓谷(もろがけいこく)の広留野高原周辺には「諸鹿七滝」と言われる多くの大小の滝があります。
ブナやトチなどの木々からなるその自然林は「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。
その「諸鹿七滝」の中でも最も知られている「大鹿滝」は22メートルの高さから一気に滝壺に落ちる迫力満点の滝です。さらに、滝の裏側から鑑賞できることも人気の理由のひとつです。
滝口までの駐車場について
住所は鳥取県八頭郡若桜町諸鹿広留野となっています。
県道37号線から細見川沿いに進んで、広留野方面に右折し広留野高原へそのまま進むと、、。
大鹿滝の案内表示があります。
普通自動車一台分の幅の道をそのまま進むと駐車場があります。
滝までの道のり
駐車場には大鹿滝までのアクセスや所要時間が記載された案内板がありました。
散策道入り口からは530mとのこと。
早速、散策道に入るとすぐに滝の水音が聞こえてきます。
草払いはされているものの、かなり勾配がきついところもあり、足元には注意が必要です。
この日は前日に雨が降っていたこともあり、ぬかるみや水溜りも多かったので
滑りやすくなっていました。行かれる際はラバーソールの靴がオススメです。
ピンクの帯が道順の目印となっていますが所々見えにくい箇所があるので、見失わないようにしましょう。
また、行き道は下りですが、そのぶん帰りは上り道になるので体力の配分は十分に意識しておいた方が良いです。
滝の景観
案内板通り、丁度30分ほど散策道を歩くと「大鹿滝」が見えました!
分厚い岩から勢いよく滝壺に落ちる水は写真以上に迫力満点!
滝壺から離れたところからでも、滝風が頬を冷やします。
ひんやりと冷たい水は、激しい山道を下った体をクールダウンしてくれました。
裏見の滝
早速、落水の裏側に入ってみました。
濡れた岩場なので、十分足元に気をつけてください。
滝しぶきをさらに全身で感じながら、涼やかな水音と岩壁の迫力に圧倒されました。
下から見ると落水が太陽の光でキラキラとしていて、すごく神秘的な気持ちになりました。
マイナスイオンを感じつつ壮大な一枚岩の存在感に、パワーがもらえるような不思議な感覚に!
出会いの滝|雲龍の滝
大鹿滝の付近には「出会いの滝まで170m」との案内看板がありました。
まるで、1つミッションをクリアしたらボーナスステージが現われる、ゲームのようでワクワク!
せっかくなので、出会いの滝と雲龍の滝へも行ってみることに。とはいえ、行き道同様に険しい道のりは続くので、大鹿滝に辿り着くまでに体力を使い切ってしまった方には厳しいかもしれません。
大鹿滝から10分ほどで進んだところで出会いの滝に到着!出会いの滝は高台から見下ろす形となっていましたが、それでも見応え十分でした。
出会いの滝にも最終地点である雲龍の滝への案内看板があります。
激しい勾配の道だけなく、ロープをつたうポイントもあり、これまで以上に厳しい道のりでした。
出会いの滝から10分ほどで最終地点 雲龍の滝に到着しました!
雲龍の滝は今回見た3つの滝の中でも1番水量が多く、離れていても細かな水飛沫を感じました。滝幅も広く、大鹿滝のように滝壺まで行けなくても十分な迫力でした。
滝を囲む鮮やかな緑にも癒されます。
3つの滝ともそれぞれ雰囲気や表情が違いとても楽しめました!
注意事項
大鹿滝のある諸鹿渓谷は自然豊かなところであることから
また、目的地までの行き道は下り坂なので帰りは登りとなる険しい道のりと同じルートを帰り道は戻っていくので、そのことを考えながらのペース配分が必要です。
安全に滝めぐりをするためにも、軽装では危険ですので服装や持ち物で対策しましょう!
大鹿滝まとめ
裏見もできる大鹿滝はこれからの季節、涼を感じるスポットです。
壮大な自然と迫力満点な滝を見て、非日常なひとときを味わえました。
自然豊かな場所なので、天候だけでなく服装や持ち物にも注意が必要ですが、そんな険しい道のりを忘れるほどの絶景に出会えます!
機会がありましたら、是非お立ち寄りください。
大鹿滝 データ
住所:鳥取県八頭郡若桜町諸鹿広留野
関連サイト:鳥取県若桜町観光協会公式サイト
(上記の情報は記事作成時点でのものですので参考程度にお願いします。)
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