
2025年5月29日、米子空港にタイガーエア台湾の米子–台北便が新規就航しました。(2025年11月現在)日本は円安が続いていますが、台湾旅行ではどのくらい楽しめるのでしょうか?
台湾には、映画のワンシーンのような九份や、気軽にローカルフードが楽しめる夜市など、その土地ならではの魅力的なスポットが盛りだくさん!大人旅にもぴったりな体験もそろっています。
また台湾には、日本語が通じる場所や、日本でもおなじみのコンビニが多くあり、海外旅行初心者でも安心して訪れられる国のひとつです。
今回は、実際に米子–台北便を利用してきて、リーズナブルにお得に楽しめる台湾を紹介します!旅行計画の参考にどうぞ。
■ 米子–台北便の運行スケジュール

【運航区間】米子鬼太郎空港-台湾桃園国際空港
【運航時間】週2便(月・金)
・月曜日:台湾(8時40分)→米子(12時)、米子(13時)→台湾(15時20分)
・金曜日:台湾(13時25分)→米子(16時50分)、米子(17時50分)→台湾(20時00分)
(2025年11月時点)1台湾ドル(TWD)は約5円です。
■ 1日目 約3時間のフライトで台湾へ
旅のスタートは金曜日17:20、米子空港出発。フライト時間はおよそ3時間です。日本と台湾の時差はわずか−1時間なので、初めての海外旅行でも時差ボケの心配が少なく、安心して旅を楽しめます。

現地時間20時ごろに台北へ到着し、そのままホテルへ向かう途中で台湾式居酒屋へ。台湾の居酒屋は「熱炒(ルーチャオ)」と呼ばれ、大衆的でオープンな雰囲気が特徴です。

料理は安くてボリューム満点!1皿あたりの量が多いので、みんなでシェアするのがおすすめ。価格は100〜200TWD(約500〜1,000円) とリーズナブルでした。ローカルな雰囲気を楽しめます。
■ 2日目 人気観光スポット十分と九分
2日目は、台北市内から約1時間半で行ける 十分(シーフェン)と九分(ジウフェン) へ。
● 十分へ

十分は、台湾ならではの豊かな自然が広がるエリア。歩いているとバナナの木が見られるなど、フルーツ王国・台湾らしさを感じられます。
秋の台湾は、夏のような暑さが徐々に和らぎ、過ごしやすい気候になります。今回行った10月の日中の平均気温は22度~28度程度。ただし湿度はまだ高く、突然雨が降ることもあるため、注意が必要です。

マンゴー・パイナップル・グアバなども有名で、台湾で絶対に食べたいフルーツです。

十分といえば「ランタン上げ」。清の時代に平安を祈るため始まったといわれ、現在は観光体験として大人気!
ランタンの各面に願い事を書き、空へ放つ瞬間はとても感動的でした。
体験料金:250TWD(約1,250円)
● 九分へ


続いて、映画の世界のような景観が広がる九分へ。
細い石畳や階段沿いには、茶屋や土産物屋、地元食材を使ったレストランなどがぎっしりと並び、台湾ならではの賑わいが感じられます。

シンボルともいえる 阿妹茶樓(アーメイチャーロウ) で台湾のお茶文化を体験しました。

お茶文化体験は 500TWD(約2,500円)。
台湾の高山烏龍茶は標高約2,600mで栽培され、6~8煎ほど楽しめます!

淹れる回数ごとに味や香りが変わり、好みの味を探す時間も含めて、貴重な体験でした。
十分・九分は台北から日帰りで楽しめる距離で、台湾の歴史・文化を感じられるおすすめスポットです。
● 夜は饒河街観光夜市へ

1日目の夜は、台北で最も古い夜市のひとつ饒河街観光夜市(ラオファジェグァングァンイェシー) へ。屋台は一本道に並び、歩きやすく初心者にも安心。
「胡椒餅」「大鶏排」「臭豆腐」などの屋台グルメが、30〜100TWD(約150〜500円)で楽しめ、2,000円もあれば十分満喫できます。

外はパリッ、中は肉汁があふれる胡椒餅。釜で焼かれた台湾風ミートパイで、焼きたてを頬張る瞬間が最高です。

夜市にはグルメ以外に輪投げや射的などのゲームもあり、家族連れでも楽しめます。台北には大小合わせて20以上の夜市があり、夜は街全体がにぎわいます。
■ 3日目

3日目は台北市内散策。
● 迪化街(ディーホアジエ)

清朝時代から続く最古級の商店街で、漢方・乾物・茶葉の店が並びます。近年は、古い建物をリノベーションしたカフェや雑貨店も増え、歴史と新しさが共存する街です。

訪れたのは、創業100年以上の老舗 「高建桶店」。生活雑貨やカラフルな漁師網バッグが購入できます。
価格は 35〜80TWD(約175〜400円) と手頃でお土産にも最適です。
● 永康街(ヨンカンジエ)

台北中心部の人気エリアで、若者や観光客に人気のカフェや雑貨店が集まります。マンゴーかき氷やタピオカティーの名店が多く、食べ歩きも楽しいエリアです。

タピオカの有名店「50嵐」でタピオカミルクティーを購入!50TWD(約250円)と、日本よりリーズナブルに楽しめます。
甘さや氷の量だけでなく、多くのメニューで様々な味を楽しめるので、台湾に滞在している間、色んなメニューを味わうのもいいですね!
● 鼎泰豊(ディンタイフォン)本店でランチ

ランチは台湾グルメの有名店「鼎泰豊」で小籠包を楽しみます!永康街に本店があり、今では日本を含む世界中に店舗を持つ世界的な点心レストランです。

永康街に訪れた際は、一度本店に訪れて味わいたいグルメの一つです。

1番人気の小籠包は、蒸籠のフタを開けた瞬間、ふわっと広がる香りに食欲全開。薄皮の中には、旨みの詰まったスープがたっぷり。

ひと口で台湾の幸せを感じられ、台北旅行では必ず食べたい「最強グルメ」です。
● 台北101へ

高さ508m、地上101階の超高層ビルで、台北のランドマーク。世界最速クラスのエレベーターで約40秒、展望台(89F)に到着します。

360度の大パノラマは圧巻で、夜景は特に感動的。地下フロアにはブランドショップやフードコートも充実しています。
台北101展望台入場料:600TWD(約3,000円)
■ 4日目

最終日は米子行きの便が8:40発のため、6:40ごろに桃園国際空港へ。免税店・フードコート・キッズスペースが充実しており、最後まで快適に過ごせました。
■ 台湾旅行のまとめ

台北は歴史と現代が調和した街で、初めての海外旅行にもおすすめです。日本語が話せる店員さんも多く、言葉の壁を感じにくい点も魅力です。

今回の旅行では、円安下でも 日本と同程度、もしくは日本より安い価格で楽しめることが多い と実感しました。
米子–台北の往復航空券は最安約30,000円〜。※航空券費用は季節によって変動します。また米子空港出発便を利用することで、パスポート取得支援やグループ旅行支援も活用できます。
米子から気軽に行ける今こそ、台湾旅行を選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか?


