米子市地域おこし協力隊のゴロ画伯対談第2回です。
1回目は、、、
本日ぅー、○○公民館においてー、
ー びっくりしたことはありますか?
公民館から公演の依頼をうけて紙芝居をやりに行った時、米川土手を散歩しとったら、「キンコンカンコン」って鳴って、「本日ぅー、○○公民館において、ゴロ画伯の公演が〜〜」だって何事かと思ったら、事件かな?火事かな?って思ったですよ、俺の名前を言われてひっくり返ったよ、穴があったら入りたいと思ったよ。
世界に誇れるごっつぉー
ー 鳥取県の美味しいものを教えてください。
モサエビと岩牡蠣が好き、夏の岩牡蠣、冬のモサエビはこれは鳥取県が世界に誇って良い超ごっつぉーだと思うな。ごっつぉーだと思うでー、これ2つ本当に誇りに思うもん。衝撃的だで、夏の大きさと濃厚さ。うわー、ほんに、ここに生まれて良かったなって思う。岩牡蠣って採れるとこが決まってるですよ。日本海側であるけれど、ボツっ、ポツッ、ってしかない。
うんこくっとるようなもん
採れるところがね。沿岸ずーと採れるわけじゃなくて、それはね、山があって、冬のうちに積雪して、豊かな栄養分が(海に)流れるんですよ。それがプランクトンのエサになって、牡蠣っていうのは全部自然の濾過器になっていて、それを食べる訳、で、うんこする訳ですよ。わしらはうんこくっとるようなもんだけん。うんこみたいなもんなんだ。あれは。だけどそれが美味しい。
大自然の地形の恵みもあるし、陸と雪も含めた自然環境と、海の合わせ技で、あれだけうまいものが食べれる。だけどその数数えるほどしかない、岩牡蠣の産地がここにあるっていうことは、どれだけありがたいことか。あれを採るためには漁師さんが素潜りされて採っている。こんな環境の良いところなんかないんですよ。実は。
日本一四季がはっきりしているのが米子
自然が良いっていうのはよく聞くんだけど、最近気づいたのは、海外から特に東南アジアからみんな観光客が日本に来る理由があるんですよ。なんでかというと、四季が見たいというのですよ。暖かい常夏に住んでいるので、雪はもちろん、もみじがみたい。要は紅葉も見たことない、季節が変わるってことにあこがれがある、(四季は)美しいじゃないですか、それが見たくて、日本に来る。世界でもまれなくらい四季がはっきりしている。それで、日本の中で最もはっきりしているのがここ米子ですけん。
冬と春のせめぎ合い
冬は雪が降るじゃないですか。雪が降るところってここ日本の中でも、かなり限られている、日本海側なんですね。しかも夏になったら、実は日照時間は東京よりこっちの方が長いんですよ。そうなんです。すごい四季がはっきりしていて、特に四季の変わり目が面白い。
こないだ冬から春に変わったじゃないですか。この変わり目がすごかった。毎年思うんだけど、冬と春のせめぎ合い。こう。朝また冬が勝って、雪が一面になっている。でも昼にはとけてしまう。なくなってしまう。こんなとこ、ここしかないからね。雪国は雪がどーんってあって、雪がとけたら後はなしって感じだけど。こっちはせめぎあうんだ。がーっと。あーっと。
9号線沿いの日本海
日本海なんかね。9号線を走っとってみない。雲が割れてスパーンと日が差してくるがん。なあ。それがスパっとじゃなくて、それが動くけんな。天使のはしごって言うだで、あとは阿弥陀様の後光と、わしは思うけど、後光でもいいが、スパーっとあるが、あれが動いて行くが、日本海にスポットライトがガーって動くじゃないですが、こげなとこはない。
プライベートな景色
それがねプライベートな景色なんですよ。わーすげーって思って、わあ、周りにだれもいない。わししか見とらん、これ、誰も見とらんわ。これはプライベートな風景じゃないですか。こんなプライベートな風景がたくさんあるのが山陰なんです。神々しいね、神々の国だね。ここしかない。日本の中でも四季が1番はっきりですのがここ米子なんです。本当に両方あるんです。コハクチョウっておるがん、中海の、あれの、飛来する最南端らしいけんな。
編集後記
ゴロ画伯はとても話しの面白い方でした。また博学な方で、今回記事にした以外にもアドラー心理学の話しはとてもためになりました。
ゴロ画伯の紙芝居と似顔絵は他に同じものがない、唯一無二のコンテンツだと思います。こんな素晴らしい方が米子の地域おこし協力隊で誇らしい気持ちになりました。
全国で有名になって米子を広めていただければなあと思いました。
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ゴロ画伯 「玉清姫 玉の輿の由来」