[鳥取県出身]岡本直己。めざせ東京オリンピック!
2018年2月18日開催された青海マラソンで岡本直己選手が優勝しました。さらに2018年8月の北海道マラソンでも優勝し、マラソングランドチャンピオンシップ(2020年東京オリンピック男子マラソン選考会)出場権を獲得しました。
これで鳥取県から3人目のオリンピックマラソンの出場にグッと近づいてきました。
岡本直己選手
(ESCC ホームページ http://www.energia-ssc.org/track-field/member2018.html)
岡本直己選手は鳥取県琴浦町出身。由良育英高 → 明治大学卒業後、現在は中国電力陸上競技部所属しています。
マラソングランドチャンピオンシップシリーズのいくつかの大会で好結果を出せば、東京オリンピック選考会のマラソン・グランド・チャンピオンシップ出場権を獲得することができます。
「いだてん賞」全国都道府県対抗男子駅伝
2019年に行われた全国都道府県対抗男子駅伝で、鳥取県代表として17人のごぼう抜きを演じ、この大会通算で112人の追い抜きを達成しました。大会史上初の快挙です。
鳥取は最終的には38位でした(昨年44位)
2週間後に別府大分毎日マラソンがある中での出場。マラソンはコンディション作りが大切だと言いますから、鳥取県のために出場してくれた岡本選手に感謝しかありません。泣けます。
この快挙に大会は急きょ「いだてん賞」を設け、岡本選手が授与しました。
岡本直己選手の東京オリンピックへの道
JAAF公式サイト(http://www.energia-ssc.org/track-field/)
マラソングランドチャンピオンシップシリーズ(MGS)とは、男子5大会は北海道マラソン、福岡国際マラソン、別府大分毎日マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソンのことで、ここでレース毎の順位とタイムをクリアすると「マラソングランドチャンピオンシップ」への出場権を得られます。
そして「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)で代表のうち、2枠を決定する選考が行われます。優勝すれば、東京オリンピック代表に内定します。(もう一枠はマラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ)
つまり岡本選手の場合。
マラソングランドチャンピオンシップシリーズ(北海道マラソン優勝) → マラソングランドチャンピオンシップ → 東京オリンピック
という道のりを経て、オリンピック代表となるわけです。代表選考の過程はこれだけではありませんがスムーズにいくとこのような形となります。
今までマラソン代表の選考会は賛否両論がありましたので、今回はマラソングランドチャンピオンシップという大会を設けて、選考が行われるわけですね。
頑張れ鳥取出身岡本直己選手
岡本選手はマラソングランドチャンピオンシップシリーズの別府大分毎日マラソンに出場予定です。
別府大分毎日マラソン2019年2月3日にがあります。
鳥取出身のマラソンランナーと言えば、バルセロナオリンピックに出場した山下佐知子選手、同じくバルセロナオリンピック出場し銀メダルとなった森下広一選手がいます。
この鳥取県出身の森下広一さんが優勝した大会。それが別府大分毎日マラソンです。これは期待できそうですね。
応援したいと思います。
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