鳥取県での新型コロナウイルス感染症入院体制についてまとめました
(2020年4月22日現在)鳥取県では3件の新型コロナウィルス感染が確認されています。感染された方は入院されており、接触者へ実施したPCR検査結果はすべて陰性(引き続き調査中)です。
まだ感染者は少ないですが、今後のことは分かりません。2020年4月22日に開催された「鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部(第9回)」の会議から、鳥取県の入院体制についてまとめてみました。
入院体制の充実
鳥取県では新型コロナウィルス感染症入院体制の充実をはかっており、今後万が一新型コロナウィルス感染者が増加した場合でも早急な対応ができるように準備しています。
2020年4月22日に開催された「鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部(第9回)」の会議によると。
・入院病床を292床→323床に増加させる。
・宿泊施設など400室規模で確保する(調整中。)
・入院患者の家族支援
などの対策が取られています。
トリアージで適切な搬送先へ
(特措法に基づく鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部(第9回) 会議資料)
入院病床を増やし、宿泊施設などの場所を確保したのち、患者の重症度に応じて、搬送先を分けます。
感染患者が発生 → 入院医療トリアージセンターで専門の医師が重症度等に応じて、保健所と連携して患者を分ける。
・重症患者 → 重症患者受け入れ病床
・中等症 軽症・無症状 → その他の病床
・さらに軽症・無症状 → 宿泊施設 + 自宅
入院病床323件 + 宿泊施設など400室規模を確保すれば、医療機関への影響をかなり減らすことができるのではないでしょうか?
入院患者の家族支援
医療機関に家族が入院した場合に、家族の介護や子どもの預かりが必要となるケースに対応する施策が作られます。「新型コロナウィルス入院患者家族支援事業」
高齢者を介助する家族が入院した場合 → 在宅支援など
一人親家庭の親が入院した場合 → 児童福祉施設等で預かるなど
県と市町村で調整して、対応するようです。
ゴールデンウイークは、「おる(家に)・出ん(県外に)ウイーク」に!
(鳥取県ホームページより引用:ゴールデンウイークは、「おる(家に)・出ん(県外に)ウイーク」に!)
知事や県庁の方、県民の協力のもと、鳥取県はできることは備えている印象があります。鳥取マガジンでも新型コロナウィルスの情報をこまめに発信していきたいと思っています。
3密を防ぐ、人と人との接触を8割減らす、テイクアウトの利用(#鳥取エール飯キャンペーン中です)など、一人一人が意識して、2020年のゴールデンウイークは「おん・出ん・ウイークに!」を意識したいですね。
(上記情報は記事作成時点のものです)
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