米子鬼太郎空港に上海便が!?米子空港―中国・上海浦東空港の定期路線が最終調整へ
米子鬼太郎空港と上海浦東国際空港間の定期路線就航に向け最終調整中ということを、平井知事が定例記者会見で発表しました。
上海吉祥航空(きっしょうこうくう)と今年度中の就航を目指しています。
現在米子空港はソウルと香港と2つの国際定期路線が就航していますが、実現すれば3つ目の国際線となります。
2019年9月6日知事定例記者会見
2019年9月6日に行われた平井知事定例記者会見で、米子-上海の定期路線について、
平井知事の
このたび、上海吉祥航空と定期[航空]路線に向けて最終的な協議段階に入ることになりました。
と発言があり、
過去鳥取県が吉祥航空のチャーター便を飛ばしており、その縁もあり長い間交渉を続けてきた結果、(上海吉祥航空と定期路線に向けて)最終的な交渉に入ったことを発表しました。
上海
また平井知事は会見の中で
上海は2,400万都市圏と言われる大きな町で、中国大陸の中でのハブの役割を果たしており、観光需要だけでなく、ビジネス需要も見込めること。
さらには、ソウル便、香港便、上海便が入ることで、で東アジア、さらには東南アジア等も含めたネットワーク化への道が大きく開かれることになるのではないか
と発言しています。
まとめると
・航空会社は中国を拠点とする上海吉祥航空。
・LCCではない(スターアライアンスの接続パートナー)
・週2便程度の運航予定
・上記はまだ交渉中。
・上海吉祥航空が以前[日本の]地方チャーター路線を飛ばしたのは鳥取県が初めてだった。そのため吉祥航空は鳥取県を思い出の地と思ってくれている(らしい)。
・上海は2400万人都市圏で中国の交通のハブとなっている。定期路線就航は観光利用・ビジネス利用のどちらも見込める。
路線の多角化
政治問題などで影響を受けている路線がある中、路線の多角化を図りたい鳥取県にとってはうれしいニュースです。
最終調整中ということで、まだ決定ではありませんが、
鳥取県には鬼太郎、コナンなどの観光地や、大山や三徳山など自然や文化を体験できる場所、海も山も近い。鳥取和牛、海鮮など食も楽しめる場所です。
大都市上海とつながることで、よりたくさんの人に鳥取の良さが伝わるとうれしいですね。
(上記の情報は記事作成時点のものです)
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