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鳥取での暮らし『山陰を世界のビール観光の聖地にする』[鳥取県移住インタビュー]

鳥取での暮らし『山陰を世界のビール観光の聖地にする』[鳥取県移住インタビュー]

鳥取県移住者インタビュー。

 

「山陰を世界のビール観光の聖地にする」という夢を描きながら、ライター・ビアエッセイストとして活躍中の矢野竜広さんにお話を伺ってきました。

 

人生の選択肢で悩んでいる人、ビールが大好きな人は是非読んでみてください!

 

矢野さんのSNSアカウントはこちら
Twitter→@beeressayist
Instagram→@sanin_beer

 

この記事を書いた人
きりかぶゆかこ

兵庫県出身。自称、令和のさざえさん。(元気で陽気でわすれもの多し)
好きなのは、ビールと餃子、JAZZとお絵かきすること。
2児のママをしながら山陰ライフを満喫中!

 

移住インタビューはこちら↓

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“山陰を世界のビール観光の聖地にする”

矢野さんは東京育ち、コピーライターと放送作家を経て2013年、奥様の故郷大山町に移住。

 

ライターのお仕事はもちろん、「山陰を世界のビール観光の聖地にする」という夢を描きながら、『山陰クラフトビール』(今井出版)の出版やオンラインサークル「山陰ビール友の会」の運営などをされています。

 


オンラインサークルでは、醸造家のお話や矢野さんの取材レポート、書籍解説などのコンテンツが毎週あるそうです。

 

「世界のビール好きを呼び込むポテンシャルが山陰にはあると思うんです。」と話してくださった矢野さん。

 

「山陰には、歴史や地元の農作物を使うなどのストーリーがある魅力的なブルワリー(醸造所)が14件もあります。

 

どこの醸造家もアツい想いを持っておられることにも可能性を感じます。

 

そして、自然豊かな山陰の地で飲むビールは本当に美味しい。

 

山陰のブルワリーを巡りながら、大山の水や、麦などの材料を各地で集め、みんなでビールを仕込み、できあがったら、zoomで乾杯するというプランも計画中です。」

 

―――楽しそう!でも、目標を世界にするのがすごいですね。

 

「言ったもん勝ちですよ!単純に世界中のビール好きと乾杯したいです。」

 

夢を叶えるためのワクワクプランが止まりません。

 

活動が広がる中、今や山陰のビール界でなくてはならない存在になった矢野さん。

 

大きな夢を掲げ、自分の好きなことを中心にクリエイティブなお仕事で活躍されていますが、移住された当時のお話も聞いてみました!

 

鳥取の豊かな自然も興味なし!?仕事の不安もなし!?

移住のきっかけは、奥様の鳥取に帰りたいという気持ちを察したから。

 

今でこそ、豊かな自然の魅力を知ったそうですが、東京の街や人が好きだったので、当時はシンプルにただ奥様に寄り添いたいという想い100%で鳥取へ。

 

お仕事に関しては「なんとかなる!仕事がなければ、バイトでもいいかなっ」と思っていたと矢野さん。

 

家族の為とはいえ、 東京と同じようなお仕事が鳥取でできるかどうかに不安がなかったことに驚きました。

 

大山Gビールでバイトをしたり、自分で広告代理店に営業に行ったり、県外の仕事をリモートでしてみたり、と

 

自分の強みを考え、ワクワクする方へ軌道修正しながら仕事をする。

 

すべてが始めから上手くいったわけではなかったけど、上手くいかないことには執着せず、どうやったら自分が選ばれるか考えて、いろいろ試してきたそう。

 

「自分が環境に合わせるのではなくて、自分の強みを活かせることは何かよく考える。そうしたほうが、絶対楽だし、楽しい。」

 

不安を感じ、立ち止まるのではなく、なんとかなるとワクワクするほうに進んでいくと、自然と道が開けていくのだなと感じました。

 

まさに、“なるようになると進んでいくと、うまい具合に進んでいく”という言葉の意味をもつケ・セラ・セラ!

 

人の少ないことが魅力、鳥取はまるごとファーストクラス

 

鳥取の魅力を聞いてみました。

 

「人が少ないことが魅力ですね。」と即答する矢野さん。

 

「鳥取はまさに飛行機のファーストクラス状態!のびのび生きることができます。

 

道路も、公共施設も単純に一人一人に与えられている土地やチャンスが大きい。

 

例えば、東京では、小さな野球場を2時間使うだけでも、結構な倍率の抽選で当たらなければ使えませんでした。

 

仕事に関しても同じで東京で10年間以上のライターの経験があること、日本ビアジャーナリスト協会の団員であること、日本ビール検定(びあけん)1級を持ってることなど、

 

東京では何百人もいるけど、鳥取にはほとんどいない。

 

だから、『山陰クラフトビール』の本を出版するとなった時に、ライターとして選んでもらえたんだと思います。」

 

人口が日本で最も多い東京都→最も少ない鳥取県への移住。

 

「人が少ない方にスススッとポジションをとった自分自身は変わってないんですけど、ポジションをずらすことで自分の価値があがっていくことが必ずあると思います。」と矢野さん。

 

“人が少ないからその分、チャンスも多い。”という視点、住んでいると気づかないことがありました。

 

人間パワースポット矢野さん

 

矢野さんのインタビューを終えて、まるで温泉に入った後のようになんだかこころがぽかぽか元気になりました。

 

それは、矢野さん自身がポジティブでワクワクする源水を心に持っているから。まさに人間パワースポット。

 

人間パワースポットが掲げる夢だからこそ、山陰がビール観光の聖地になる日は近い気がします。

 

オンラインサークルでは、米子で随時開催している地ビールフェスタで毎回乾杯されているそうです。

 

人生の選択肢で迷った時、是非、人間パワースポット矢野さんに会いに、地ビールフェスタに乗り込んでみてください。

 

きっとポジティブ源水にふれて、元気になれるはずです。(いろんなこと勝手に書いてしまったけど、矢野さんならケ・セラ・セラ)

 

矢野さんの移住スケジュール

2010年10月 初の鳥取旅行に行って、鳥取と妻の故郷の大山町の素晴らしさを知る。

2011年3月 東日本大震災で妻の鳥取への思いを知る。

2012年3月 入籍。夫婦として移住について考え始め、移住を決断。

2013年7月 鳥取移住、米子の賃貸物件を契約し移住。大山Gビールの仕事に携わる。

2014年 大山町の妻の実家に引っ越し、フリーランス生活開始。

2015年 家を新築し引っ越し。

 

この記事を書いた人
きりかぶゆかこ

兵庫県出身。自称、令和のさざえさん。(元気で陽気でわすれもの多し)
好きなのは、ビールと餃子、JAZZとお絵かきすること。
2児のママをしながら山陰ライフを満喫中!

 

とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮(とっとりコラボ)

移住を検討している方や、鳥取に帰りたい方などに向けて、移住について書かれたサイトが「とっとり移住定住ポータルサイト 鳥取来楽暮(とっとりコラボ)」です。

 

ホームページアドレスはこちら→ https://furusato.tori-info.co.jp/iju/

 

鳥取の魅力、県内の場所について、移住の流れ、仕事住まい、支援制度、相談窓口、移住イベント情報など、移住のことならなんでも載っているサイトです。

 

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(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)