【鳥マガ読書部】何もわかっていないのに線引きをしている自分へ「だれがわたしたちをわかってくれるの」
こんにちは、角田(ブログ:山陰【鳥取・島根】 家族の楽しいを引き出すおかたづけ)です。福祉大国として有名なスウェーデンの本をご紹介します。「だれがわたしたちをわかってくれるの」障がいをもった子どもについての本です。
私も含め、人は外見から人柄を決めつけたり、自分と違うタイプだと仲間外れにしようとしたり、そういう気持ちが少なからずあると思います。
身近に障害をもった子供たちと会うことがあります。その時になんだか、何もわかっていないのに、線引きをしている自分。
私は、心広く受け入れることができていないのかもしれません。
大切なのはいろいろ知ろうとすることではないでしょうか。そんなふうに思い、今回はこの本を紹介します。
出来ることに目を向ける
障がいをもつ保護者の方に子どものしつけ話を聞いていると、障がいがあるなしに関わらず、子どものしつけは同じだと感じます。最終的には「自分で生きていける力をつけてほしい」と、どの親も思っているのではないでしょうか。
皆さんの感じ方も様々あると思います。コチラの本は写真と文字の本です。小さい子でも大切な部分を要約すれば理解できると思います。
むしろ小さい方が受け入れるでしょう。時には、このような本を読んでみると自分の子どもや家族対する見方をも変えることができます。
「マラソン大会もっと欲をだして頑張ってほしい」「ピアノをなぜ1回しか練習しないんだ」「野菜をどうにかして食べないようにいやいやして困る」とか
親の都合良い『よいこ』にこどもを当てはめようとしてしまいますが、「あ、そうだった自分で生きる力のために方向性を導くのだったよね、と考えるとそんなに「これ、重要か?」って気を抜くことができます。
私の場合はこうですが、よかったら読んでみて下さいね。大人の方も親子でも。
本書のおわりにより引用。
人格をもった一人の人間として成長し、進歩していく最良の条件は、障害児ではない子どもたちと、いっしょにそだつことなのです。
米子市立図書館で借りられます。興味ある方はチェックしてみてください。
だれがわたしたしたちをわかってくれるの
つのださちこ
東京の住宅会社やインテリアの会社で勤務した後米子に移り、現在はフリーで、インテリアや整理収納のコンサルタントとして活動中。子育てママとして奮闘中。女性目線、ママ目線での仕事ぶりは多くの方から評価を得る。