[伯耆町]森のスープ屋さん「cinemaValley(シネマバレイ)」物語が始まりそうな素敵な場所。
「cinemaValley」は、ペンション村を抜けた先にある森のスープ屋さん。下界とは別世界が広がっています。まるで絵本の世界に入ったような空間。お店の中だけでなく、お庭も素敵です。
ていねいにつくられたスープをいただきながら時間を忘れて過ごせる場所です。
場所「cinemaValley(シネマバレイ)」
場所は大山ペンション村のハジッコ
この辺り。住所は鳥取県西伯郡伯耆町真野694-19
大山ペンション村を入って、ペンションマウンテンpapaで右手に曲がり、そのまま奥まで50m進むと右手にお店が見えてきます。
最初に見えるのは駐車場。細切れに7~8台止めることができる駐車場の奥にお店があります。
道からはお店の裏側が見えます。入り口はぐるっとまわって反対側にあります。
入り口
外観
スープのお店「cinemaValley(シネマバレイ)」
大山の中腹にある小さなスープ屋さん。「うれしい」を映し出す(cinema) 、谷(valley)、でcinemaValley(シネマバレイ)。メニューは週代わり。季節によって、仕入れるものによって出されるスープは変わります。
店内はテーブルが4つ、カウンター席4つあります。けっして広いお店とは言えませんが、こだわりがたくさん詰まったお店です。
薪ストーブがバチバチと音をたてていました。やさしい暖かさです。
お店をきりもりするのは、かずぅさん。旅の途中に見たホスピスに、「これだ」と感じて、この場所を作られました。
最初は伸び放題の笹に苦労したそうです。
メニュー「cinemaValley(シネマバレイ)」
メニューがスケッチブックで手書きされています。今日のメニューは秋の森のクスクススープ。基本のメニューはこちら。
野菜は大山周辺の農家さんから仕入れる旬のもの。
サイドメニューはこちら。雪が降った日に来たら、文庫本片手に「月と赤わいんtea」を飲みたい。
森のクスクススープ(1500円)
スープ
メニューに書かれていた材料は、ダチョウ農園さんのおいもいろいろ、かぼす、ココナッツミルク、豆乳、クスクス、大山バター、白みそ、ハーブソルト、チーズ、スパイス、まちこ農園さんのにんにく。
お店の庭の森で採れたクロモジが利いています。スパイスに特徴あるスープでした。この日は大山が初冠雪するほどの肌寒い日。たっぷりのスープに身体の奥から暖まりました。
森の鉄鍋パン
大山小麦の全粒粉、大山の水で作られた天然酵母の自家製パン。小麦も酵母も地元のものです。スープに良く合うハードパン。酸味が少なく食べやすいシンプルなパンです。
毎週火曜日に材料を仕入れ、水曜日に1週間のメニューが決まるそう。お子様連れの方は確認してから行くと良いかもしれません。
お店の裏に広がる庭
お店の裏には建物の何十倍もある林が広がります。
クマザサに覆われる場所を整備し、今は森林浴にぴったりの場所になっています。
そこにはハンモックがあったり、無造作に机と椅子があったり、物語の中にいるような雰囲気です。
ご飯を食べた後、子どもと一緒に遊びました。木立の中で歩いていると、心が落ち着きます。日々の喧噪を忘れ、ゆるやかな時を過ごせました。
お持ち帰り出来る焼き菓子もありました。
大山の静かな場所にある森に包まれたスープ屋さん。のんびりと過ごせる場所です。居心地が良いのだけど、非日常を感じるお店です。お時間がある日にゆったり過ごしてください。
素敵な場所でした!
森のスープ屋 cinemaValley データ
お店概要
店名 森のスープ屋 cinemaValley
住所 鳥取県西伯郡伯耆町真野694-19
時間 11:00~16:00(ランチは予約が必要)
電話 0859-57-5774(予約の電話受付16:00~18:00)
休み:火曜日、水曜日、年末年始 Pあり
HP
(上記の情報は記事作成時点でのものです)