
「さんびるサッカースクール」では、地元・鳥取県でサッカーを楽しみたい女性メンバーを募集しています。対象は中学1年生以上。年齢や経験は問いません。
サッカーを始めてみたい方、仲間を作りたい方、久しぶりにボールを蹴ってみたい方まで、初心者も経験者も大歓迎です。見学・体験も随時受け付けています。
スクールでは、女子サッカーの指導者として、豊富な経験を持つ伊達優貴氏から、直接指導を受けることができます。また、毎月1〜2回、サッカー元日本代表・長谷川アーリアジャスール氏の特別指導もあります。
さんびるサッカースクール
今回は、監督を務める伊達優貴氏と、身体のケア・サポートを担っているトレーナーのMさんにインタビューし、鳥取で女子サッカーに関わる理由やスクールへの想いを伺いました。
これまでの記事はこちら→ 新チーム始動の思いを伺いました【女性メンバー募集中】未経験者も気軽に参加できます「さんびるサッカースクール
サッカー元日本代表・長谷川アーリアジャスール氏にインタビュー! プロの経験を地域へ女性サッカーの未来を育む「さんびるサッカースクール」
伊達優貴氏にインタビュー

伊達優貴氏
鳥取県西部出身。小学校から大学までサッカーに打ち込み、大学卒業後は教師として働く。2013年から兵庫県の高校で監督として女子サッカー部を指導。2019年からは鳥取に戻り教員として働きながら、サッカー指導者としても活動。

──「さんびるサッカースクール」の発起人であり、株式会社さんびる 常務取締役を務める樋口さんからの“熱いラブコール”があったと伺っています。どのような経緯だったのでしょうか?
2013年から2018年まで兵庫県の高校で女子サッカー部の指導に携わり、2019年に鳥取に戻ってきました。
鳥取県内で指導者として活動していた頃には、進学を機に他県でサッカーをする選手や、就職・結婚・出産といった人生の節目をきっかけにサッカーを辞めていく選手を何度も見てきました。
そんな経験から、鳥取は他県に比べて女子チームが少なく、サッカーを続けたくても続けにくい環境があるように感じていました。
兵庫にいた頃は、関西や全国の女子チームとたくさん試合をさせてもらいました。どのチームもしっかりとした基盤を持っているチームばかりでした。
だからこそ、「鳥取でもこうした環境をつくれないか」「鳥取県の女子サッカーをもっと良くしたい」という思いは、ずっと胸の中にありました。
1年ほど前、共通の知人を通じて樋口さんを紹介してもらい、そこで「さんびるサッカースクール」の構想を聞きました。その後、何度もお会いして話を重ねる中で、「さんびるさんなら、鳥取の女子サッカーの環境をより良くするチャレンジができる」と感じ、樋口さんの想いに応える形でお話を受けさせていただきました。
──最初からOKという気持ちだったのでしょうか?
正直、すごく悩みました。それまで教師として長く勤務していたので、このまま教師を続けるか、転職して指導者としての道を選ぶのか。大きな決断でしたが「鳥取の女子サッカーを良くしたい」という想いが樋口さんと一致し、挑戦することに決めました。
現在は日中にさんびるの現場で勤務をし、夕方からスクール指導をしています。
――企業であるさんびるが女子サッカーに関わる意義については、どう感じていますか?
以前は日興証券や田崎真珠、プリマハムといった企業が運営する女子サッカーチームが多く存在していました。しかし時代の変化とともにその数は減り、今は地域クラブが多いです。そんな中で、企業が女子チームをバックアップしてくれるというのは本当にありがたいことだと思います。
企業に雇用してもらいながらサッカーを続けることができる。そんな環境があることで、鳥取県出身の方のUターンや、鳥取県やチームの魅力を感じてIターンする方が今後あると思います。そういった事が可能になるのも、企業が関わってくれるからだと思います。

――スクールで大切にしていることを教えてください。
「夢中になること」「挑戦すること」「楽しむこと」です。僕自身今もサッカーに夢中ですし、挑戦を続けています。スクールに参加している誰よりもサッカーを楽しんでいると思います(笑)
スクールには、サッカー未経験の方から経験者、中学生から社会人まで幅広い層が参加しています。練習メニューは同じでも、グルーピングや声のかけ方を一人ひとりに合うように意識しています。
スクール生には、色々なことに挑戦しながら「仲間と一緒にサッカーを楽しむ」という喜びをたくさん感じてほしいと思います。スクール生のみなさんの笑顔を見るたびに、その一つひとつをもっと大切にしていきたいと感じています。

──選手としての自分と、指導者になってからの自分の違いは感じますか?
違いますね。選手の頃よりも、サッカーについて勉強することが増えました。
どんなメニューにするか、コートサイズや人数はどうするか。手本の見せ方や選手への伝え方など、どうすれば選手に伝わりやすくなるか、試合の状況に近づけるか、選手の力を引き出すにはどうしたら良いか等、選手の頃には考えた事もなかったですね(笑)
スクール生が出来ることが増える瞬間はとても嬉しいです。これからも勉強しなければと思っています。コミュニケーションをとることや選手に伝えるという部分は教育現場での経験がとても活きていると感じます。

──最後に応援してくださる方へメッセージをお願いします。
さんびるサッカースクールとして、一つひとつ挑戦をしていきたいと思います。その積み重ねがきっと、鳥取の女子サッカーの未来につながると信じています。これからも応援していただけると嬉しいです。
トレーナーにインタビュー

普段、理学療法士として病院のリハビリ業務に携わりながら、個人としてトレーナー活動を行っておられるMさんにお話を伺いました。「
――トレーナーとして活動することになった経緯を教えてください。
最初のきっかけは、高校野球チームのサポートをさせていただいたことでした。その後、国体の活動にトレーナーとして参加する機会をいただき、そこで伊達さんとも繋がりが生まれました。
――現在、トレーナーとしてはどのような役割を担われているのでしょうか?
身体面のサポートが中心です。具体的には、サッカーをする前のウォーミングアップ指導や練習後・試合後のクールダウン、アクシデント時の初期対応(状態確認・テーピング・アイシングなど)、怪我をした選手への状態確認と声かけ、必要に応じた受診の提案になります。
“怪我をしないための身体づくり”と“

――現場で特に意識していることはありますか?
普段からコミュニケーションを取っておくことで、選手が困った時に相談しやすい存在でいることも意識しています。
怪我の申告って、監督やコーチには言いづらいこともありますよね。でも私には「言いやすい」と思ってもらえる存在でありたいです。困った時に安心して頼れる相手でいたいですね。
必要な時は監督・コーチに繋ぐ“橋渡し役”にもなれたらと思っています。
――実際にサポートする中で感じるチームの印象は?
まず「みんなでチームを盛り上げよう」という空気がとても強いということです。スタッフ全員が同じ方向を向いて、一緒に作り上げていこうという姿勢があるのが印象的です。
そして、選手一人ひとりに対するフォローがとても手厚いこと。初心者から経験者まで年齢もさまざまな選手がいる中で、”経験者にはより高度な内容を”、”初めての選手にはその人に合った内容を丁寧に”というように、個々に合わせているところところが素晴らしいと思います。
サッカー未経験の方でも置いていかれるような雰囲気がなく、安心して参加できる環境がある、それはすごく大きな魅力だと感じます。
――選手と関わる中で、どのような部分を大切にしていきたいと考えていますか?
スポーツ全般に言えることですが、体づくり、人間関係、協調性、意欲……サッカーはそのきっかけになって、輪が広がったり成長したりする場だと思います。

特にこのチームは、年代の幅が広く、中学生から大人まで同じ環境で取り組めて一緒にサッカーを楽しめる。この環境はなかなか得られない貴重な経験だと思います。
今後は、選手同士のつながりや仲間の輪がさらに広がっていったら嬉しいです。
──最後に読者へメッセージをお願いします。
興味はあるけれど一歩が踏み出せない方でも、サッカーの技術だけでなく身体のケアの面、メンタルの面、環境面からのサポートまで整っているのがこのチームの強みです。
「見ているだけの存在」ではなく、指導者もスタッフも現場に足を運んで一緒につくっていくチームです。一度来ていただけたら、この空気感の良さはきっと伝わると思います。ぜひ一度体験しに来てください。お待ちしています。
編集後記

練習を見学させていただいた時、プレーを楽しむ空気やそこに広がる笑顔がとても印象的でした。一度サッカーを離れた人も、初めて挑戦する人も、みんなが輪になり安心して“サッカーを楽しめる場所”が鳥取にあること。その光景が何より心に残りました。
それぞれの背景や年齢が違っても、サッカーを通して自然と笑顔が生まれ、会話が生まれ、つながっていく――。そこには、スポーツの枠を超えて“居場所”や“出会い”が確かに存在しているように感じました。
鳥取にこのようなスクールがあることを嬉しく思うとともに、今後もこの輪がさらに広がっていくことを心から願っています。
さんびるサッカースクール
地元でサッカーを続けたい女性たちが、地元でも夢を追える環境をつくろうと立ち上げたのが、「さんびるサッカースクール」の始まりです。
鳥取県西部では、女子サッカー部のある高校が少なく、中学を卒業するとプレーできる場が限られます。また、高校卒業後は、社会人チームもほとんど存在せず、進学や就職で鳥取県西部に残る女性は、サッカーを楽しみたいという「当たり前」を「諦める」しかない状況にあります。
そこで株式会社さんびるは、地元に残りながらサッカーを続けられる場を提供するため、2025年7月に「さんびるサッカースクール」を設立しました。サッカーを続けたい女性に対し「競技継続の場」と「社会で活躍する場」の両方を提供することを目指しています。
また、この活動を通して基盤づくりを行い、社会人女子サッカー新チーム「TOTTORI UNITED」を2026年6月に発足させます。
女性メンバー募集中!

「さんびるサッカースクール」では、サッカーを楽しみながら続けたい女性メンバーを募集しています。
対象:中学1年生~社会人の女性
(※他チーム在籍者OK)
場所:米子市内のスポーツ施設
時間:18:00~19:30
電話:090-1468-3087(担当:山形)
お問い合わせ:miyuki.y@sanbg.com
情報:Instagram
参加希望の方は、申込フォームから申込可能。☆見学・体験随時受付中!
さんびるサッカースクール
☆中学1年生以上のサッカーを楽しみたい女性であれば、どなたでも参加できます。サッカーを始めてみたい女性、仲間を作りたい方、久しぶりにボールを蹴ってみたい方にもおすすめです。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
これまでの記事はこちら→ 新チーム始動の思いを伺いました【女性メンバー募集中】未経験者も気軽に参加できます「さんびるサッカースクール
サッカー元日本代表・長谷川アーリアジャスール氏にインタビュー! プロの経験を地域へ女性サッカーの未来を育む「さんびるサッカースクール」
株式会社さんびる

設立:昭和52年4月
本社:島根県松江市乃白町薬師前3-3
営業エリア:島根県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、東京都、京都府、福岡県、兵庫県、高知県など西日本を中心に展開
事業内容:総合ビルメンテナンス(建物の清掃、設備管理、警備等)
指定管理(公共施設の管理運営、イベント実施等)
健康福祉(高齢者向け介護予防教室、キッズスクール、栄養指導等)
さんびるアカデミー(学童塾、健康塾、卓球塾)
地域貢献活動:復興支援ライブの開催、スポーツ大会の主催や協賛、ゴミ拾い活動など、積極的に活動中
(データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。変更ある場合がありますので参考程度にお願いします。)


