鳥取の大自然が生んだジビエを缶詰にして全国へ!シカ肉料理の缶詰商品化プロジェクト
イタリア料理店ペペネーロのオーナー木下さんが鳥取産鹿肉を使った缶詰の商品化に挑戦されています。
現在クラウドファンディング中(鳥取の最高級鹿肉を美味し~い缶詰めに!6332万円の害獣が日本一の食肉へ)今回はこの取り組みについて伺いました、
鹿肉が破棄されている?ジビエの缶詰
■有害捕獲された鹿肉は美味しいのに破棄されている!もったいなすぎるジビエを活かし缶詰に…イタリア料理店「ペペネーロ」が商品開発、ブランド化を目指して
ジビエというと、あまりなじみがないかもしれませんね。
鳥取は四季がはっきりしていることと、手付かずの自然が残っているため、鹿などの動物たちは栄養価の高いものを食べて元気に動き回っています。そのため、臭いや肉質に癖がなく、柔らかく食べやすい食肉として注目を集めているのです。
ですが、現在流通している鹿肉は害獣として駆除されたもののわずか1割程度。大部分は廃棄されているのです。
そこで、その無駄を解消し、ジビエのイメージアップを図るべく、鹿肉の缶詰加工を鳥取市で40年ジビエ料理を提供している老舗のイタリア料理店「ペペネーロ」さんが発案。日々メニューの開発に取り組んでいます。
しかし、缶詰として商品化するためにはまだまだ試作の段階。そこで、テスト加工や販路拡大のためのプレゼンテーション資金を募るために、現在クラウドファンディングを展開しています。(2018年10月末まで)
新聞やテレビ、ラジオなど様々なメディアにてこの取り組みが紹介されています。
僕がパーソナリティを務めるダラズFMの番組にも来てくれました!
鳥取のジビエ料理 鹿のすね肉をつかった缶詰
■缶詰にはすね肉を使い独自に美味しさを追求したジビエ料理
今回の缶詰に使用されているのは、鹿肉料理としてはマイナーなすね肉。あえてすね肉が選ばれたわけは、缶詰にする場合加熱処理を行うので、煮込むほどに味がしみこむ特性を持ったすね肉が適切と判断されたからです。
ペペネーロさんでは普段からお店のメニューに鹿肉を取り入れていらっしゃるので、缶詰にされるメニューも鹿の旨みを存分活かしたものとなっています。精肉を安全に取りあつかうノウハウがあるので、品質も保証されています。
さらに、加工を行っているのはHACCP認定を受けた「わかさ29工房」という最新の処理施設です。そのため缶詰を製作する場合にも衛生面や安全面が徹底されていて、ご家庭に安心の味を届けることが出来ます。
缶詰だからこそ、専門店で調理した味を家庭で手軽に楽しむことが出来ます。そして、ジビエに対するイメージが変われば、ただ駆除の対象になっていた鹿も身近な食べ物として定着していくかもしれません。
じっくり煮込まれた鹿肉
■試食しました! 「これが鹿肉?食べやすくて美味しい!」
この写真はラジオ「DARAZ FM」にて10月15日17時頃に放送された時の様子です。
DJ都丸が実際に鹿肉の缶詰を試食しました。
鹿肉のブラッサート~野菜のうまみたっぷり赤ワイン煮~ を試食した感想は・・・
「柔らかい!」「シーチキンみたい」
「まったく臭みがなくて鹿って分からない」「ジャガイモが入っている」
味にクセや臭みがあるというイメージからか、口触りの良い柔らかな食感に驚きの感想が挙がりました。
手作りでじっくりと時間をかけて煮込まれているからこその仕上がり。試作を重ね、とことんこだわった味となっています。
クラウドファンディング中
■クラウドファンディングは10月末まで!
10月15日に目標の50万円を達成。
多くの支援により予想をはるかに超えるスピードで達成となりましたが、新たな目標として150%の75万円を設定し、予定の10月末の最後まで挑戦を続けることに。
缶詰製作のためのクラウドファンディングのリターン品は、鹿肉の缶詰をメインにおいて、めったに手に入らないレアなシークレット商品も準備。そのほか料理のコースも用意されています。また新たな返礼品の追加もあるということで、ますます期待が高まります。
これを機会に是非参加してみてください。
鳥取県産の鹿肉を購入できる通販サイト
2018年11月よりの鳥取県産の鹿肉を購入できる通販サイトがオープン予定です。
こちら↓
クラウドファンディングデータ
クラウドファンディングのサイトはこちらから