[東京]高円寺フェスで鳥取を知ることができる!触れることができる!「The Tottori」
(画像:高円寺フェスサイトより)
2019年10月26日(土)・27日(日)に東京都杉並区高円寺にて「高円寺フェス」が開催されます。
高円寺フェスは「高円寺の秋の大文化祭」というキャッチフレーズを掲げ、様々なジャンルの音楽が鳴り響くストリートライブ、家族で参加できるワークショップ、全国の味が楽しめるフードイベント、人気タレントのトークショー、マニアックさが光る各種展示など、バラエティに富んだ催しが街のあちこちで開かれるイベントです。
そこに「The Tottori」という団体がブースを出展すると聞き、ご紹介します。
高円寺フェス アクセス
高円寺フェスが開催されるのはJR高円寺駅周辺ですが、今回紹介する「The Tottori」のブース会場は座・高円寺 (杉並区立杉並芸術会館)です。
詳しくはコチラ⇒☆
住所は杉並区高円寺北2-1-2
高円寺駅から徒歩5分。環七通り付近です。
『The Tottori』とは
(画像提供 The Tottori)
「じゃない方の浦安」琴浦町にあるJR浦安駅と、千葉県浦安市の「浦安」つながりでPRしようと、地域おこし協力隊員がポスターを作製したものです。
テレビやSNSで話題となりましたね。
ポスター制作をきっかけに、交流は続いています。
2019年11月4日に新浦安駅で「じゃない方の浦安」として琴浦町を中心とした鳥取のPRが企画されています。
このポスター制作にかかわっていたのが『The Tottori』です。
『The Tottori』は鳥取県を内外から紹介し、地域のPRをしています。
The Tottoriの活動は大きく3つ。
①SNS上ではFacebookページで鳥取に関することを発信。
鳥取県出身であってもなくても鳥取を応援したい方は活動に加わることができますよ。
(画像提供 The Tottori)
②リアルな集まり「The Tottori Bar」も開催。
「The TOTTORI Bar」では東京の飲食店で、鳥取の地酒や物産を首都圏の人たちに紹介したり、鳥取をキーワードに交流しようという会で、定期開催を目指しています。
次回「とにかく様々な種類のちくわが食べれるというか、むしろちくわしか食べれないナイト」をやるそうです。
開催時にはFacebookで必ず告知しますのでチェックしてくださいとのこと。
③高円寺フェスでだらずプロレスと鳥取をPRするブース「ちくワンダーランド」で都民に鳥取県の良さをアピール。
グッズも販売。
高円寺フェスには2016年から参加しています。
どのようなブースなのでしょうか。
鳥取をPRするブース「ちくわンダーランド」
切り口は「ちくわ=鳥取県」!
鳥取県といえば、かに取県とか星取県が浮かびます。
ちくわとは、新しい。
その名も「ちくわンダーランド」
2017年は豆腐ちくわを600本販売しました。
「ちくワン」というちくわ犬キャラクターを制作し、ちくわの歌も作っちゃったそうです。今回も会場で流れるそうです。聞いてみたい。
ちくわの勢いは止まらず、2018年は1000本を売り上げ、だらずプロレスとともにフェスを盛り上げたました。
こうしてみると、ちくわの種類がたくさんあるのですね。
「妙に鳥取推しの高円寺フェス」と呟かれるなど、鳥取の認知が広がっているそうです。
鳥取県の色々なちくわを味わってください!
この他、山陰ではみんな知っている「だんごや萌音」の和菓子が買えます。
星取県にちなんだ星取物語という星形もなか。
鳥取県倉吉市の「おにぎり専門店俵屋」がつくる超絶技巧のデコ海苔も買えます。
ハロウィーンバージョンです。鳥取を色々味わってください。
だらずプロレスも興行
「駅前プロレス」は高円寺フェスの名物行事になっているとか。
(画像提供 The Tottori)
2016年、2017年、2018年とだらずプロレスは興行し、多くのプロレスファンを魅了しています。
北口駅前広場に特別に設置されたリングで行われ、迫力たっぷりです。
2019年高円寺フェス、
だらずプロレスの対戦カードは
10/26(土)
原口知弥、COW佐伯、棚ボタ弘至
vs
瀧本大恋愛、セーフティこうき、因幡のバッファロー10/27(日)
COW佐伯、セーフティこうき、因幡のバッファロー
vs
棚ボタ弘至、瀧本大恋愛、原口知弥東京で、ちくわと鳥取の日本酒片手に、ダラズプロレス観戦ができるのは、この二日間だけ!!
レスラーのCOW佐伯氏より一言いただきました。
「CENTER OF UNIVERSE 一色でそめてやろーかー!」
楽しみですね!
[鳥取県]地域密着型プロレスの星!「鳥取だらずプロレス」観戦記。古川代表と因幡のバッファローさんのインタビューも
ローカルのないグローバルってのは、存在できないほどに薄っぺらい気がして
The TOTTORIを運営する、鳥取県琴浦町出身の明里正毅さん(あかりまさき/クリエイティブオフィス The METALTAPE office代表)にお話を聞きました。
ーーThe TOTTORIの「ちくワンダーランド」の開催経緯を教えてください。
当初銀座や新宿の歩行者天国が候補地でしたが、警察の許可がおりず、「そういえば自分が暮らしている高円寺のお祭りでリングが設置され、プロレスが行われていること」から高円寺フェスでブースとプロレス開催の実現が叶いました。
ーーどうして、「ちくわ」なのですか?
「ちくわ」と聞いて、思い浮かぶ地域は多くありませんよね。
だから、「ちくわ=鳥取県」として鳥取のちくわをはじめとした練り物文化の認知を拡大していこうと考えています。
「ちくわのワンダーランド=鳥取」をブランド化していきたい。
「ちくわンダーランド」という名前は最初に思い浮かんだのでそれにしました。
目玉は「鳥取のちくわ全体」です。「とうふちくわ」より、むしろ中心に据えて戦えるのは「あごちくわ」だと思っています。ちーずっちもやばいですね。天下取れます。
ーー鳥取自慢をキャッチフレーズにするとどうなりますか?
「いいトコ!鳥取!」(笑)何も言ってなくて。行かなきゃわかんないみたいな。あるがままの風景写真とセットにしてビジュアル作ればよいかな、と思いますよ。
ーーシンプルですね!
何も言わなくても、体感したらわかるよみたいなことですね。
ーー東京に住みながら故郷鳥取をPRする原動力はどこからうまれてきますか?
もう20年以上デザインの仕事をしているわけですけど、お金のためにだけ自分のクリエイティビティを使うんじゃなくて、それ以外に自分の能力を誰かの役に立てたいと考えてこの活動を始めました。
鳥取という題材をもとに、どんな企画を考え、どんなものを作るのか、やっぱりそれは面白くて持続可能でなければ人のところには届かないわけです。だからやりがいがありますよね。
若かった頃って「田舎出身」って恥ずかしかったんですよ。やっぱり情報格差なんかもすごくありましたし・・・。東京に住み始めて4年くらい経った夏に帰省して、その時父親に倉吉駅まで車で迎えに来てもらったんですけど、その帰り道。
天神川の堤防を北に向かって走っている時にふと感じたんですよ。
「空ってこんなに広かったんだっけ?」って。
その時からですね。「海がこんなに美しい」とか、客観的に地元を捉えることができるようになってきたのは。
当たり前に存在していたことが、こんなにも素晴らしいものだったのかって気づくようになりました。
そしてそんな素晴らしい故郷を誇りに思うようになりました。
自分たちの「ローカル」を誇りに思うことってすごく大切なことだと思うんですよ。世間一般で言われているような価値判断の基準とは関係なく。
規模に関係なく、グローバルな視点の中に自分を存在させる時、自分の中の「ローカル」って、その中で生き抜いていくエネルギー量とすごく近い関係にあるんじゃないかって思うんですよ。
証明できないけど感覚的に。ローカルのないグローバルってのは、存在できないほどに薄っぺらい気がして。
だから、同じように鳥取出身で外の世界で頑張っている人たちに、自分たちのローカルが誇れる文化や自然を持つところと認識してほしいし、地元に住んでいる人たちにも「自分たちが住んでいるところが特別素晴らしいところだ」って気づいてほしいなって思ってます。
そしてそれを誇りにしてほしいし、時には武器にして戦ってほしい。
そう認識したり、気づいたりしてもらうためには、鳥取に全く関係のない「外の人たち」が、我々のローカルがもつ文化や自然に触れた時に、どういう反応を示すのかってことがとても重要というか、それが最も手っ取り早いわけで、その反応を引き出し、みんなに伝えることが私たちThe TOTTORIの行なっていることなのです。
「多くの人に伝えるために、より面白い方法で他所の人に鳥取のことを伝え、鳥取の人にその反応を伝える」
今までThe TOTTORIとして5年ほど活動してきて、かなり結果も残してきていると思います。
だけどこれは我々の活動の成果というよりは、
「鳥取県という私たちのローカルに対する、県外のみなさんの反応」という方が正しい。
まさにそういう想いで最初に名付けた「The TOTTORI」という名称なのです。
一緒に活動してくれる人、東京在住でなくても構いません。地元に住んでいる人大歓迎!
ぜひ連絡をください。
ーーなんか、じんと来ました。ありがとうございました。
高円寺フェス データ
日時 2019年10月26日(土)・27日(日)
時間 各ブース、イベントによるのでHPやガイドブック等でご確認ください。
住所 (JR高円寺駅周辺)
問い合わせ 高円寺フェス実行委員会 03-3313-5589(HOT WIRE内)
(上記の情報は記事作成時点のものです)
[お願い]鳥取マガジンでは皆さんからの地域情報をお待ちしてます。
つのださちこ
東京の住宅会社やインテリアの会社で勤務した後米子に移り、現在はフリーで、インテリアや整理収納のコンサルタントとして活動中。子育てママとして奮闘中。女性目線、ママ目線での仕事ぶりは多くの方から評価を得る。