フジテレビより
テレビ番組「映っちゃった映像GP」で事実と異なった紹介をしたことで問題になっていました。
鳥取城に関する噂?
事の発端は、「映っちゃった映像GP」で鳥取城に関する噂を検証するコーナー。
鳥取城が1581年、羽柴(豊臣)秀吉に攻められ、籠城した領民らが餓死したとされることを挙げ、「①餓死者が埋められている」「②餓死者の供養塔がある」などと説明。幽霊が出没する心霊スポットであると城跡を紹介した。
読売新聞
その他「③トイレの鏡は霊が映るので外している」ということも紹介されていました。
このことが事実全く違っていました。
①供養塔はない。
②現在の城跡は餓死者が出た戦いの後に作られた城跡のため、餓死者が埋められている事実もない。
③トイレの鏡は壊れたので外した。
ということでした。
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テレビ放送の後、地元紙日本海新聞で『鳥取城跡は心霊スポット? フジ系番組、何を根拠に』と紙面で大々的に報道したことで、大きく話題となります。
そして、平井知事がフジテレビに改めて取材するようFAXを送付。
それを受けて、フジテレビが番組HPで公式に謝罪ということになりました。
4月21日(金)放送の「映っちゃった映像GP」で、鳥取城跡をご紹介いたしましたが、その内容に誤りがあることが分かりました。
~略~
視聴者の皆様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。今後はチェック体制を強化し再発防止に努めて参ります。
そのあとの県の担当者からのコメントが秀逸です。
「鳥取には『地縛霊(じばくれい)』も『砂漠霊(さばくれい)もいません。しかし、幽霊族の唯一の末裔の鬼太郎は境港にいます』」とコメント。「鬼太郎に会いがてら、また鳥取に取材に来てほしい」と話しました。
ぜひ、「映っちゃった映像GP」は開き直って、今度は鬼太郎に会いにきてほしいですね。そして番組内で関係者と和解して、さらなる話題にしてほしいと思います。
フジテレビは反省するべきとは思いますが、しかしバラエティー番組ですので、(当事者の方はともかく)それなりの対応でよいのではないかと思います。
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