サッカー文化としてのガイナーレ鳥取。野人スタジアムって変わった名前ですね。
鳥取マガジン編集長のトマルはガイナーレ鳥取が大大大好きです。
今日はガイナーレ鳥取の清掃ボランティアに参加してきました。
米子のラジオ局ダラズFMのガイナーレ鳥取応援番組「Radio GS」の企画で行われたチュスタ清掃ボランティア。
20人弱の人が集まって、芝生の雑草抜きを、お話しながらのんびり心地よい汗を流しました。
というわけで、
今日は鳥取にあるプロのサッカーチーム「ガイナーレ鳥取」について書こうと思っています。
ガイナーレ鳥取ってどんなチーム?
サッカーはいくつかカテゴリーがあり、1番強いリーグがJ1リーグ、次にJ2リーグ、そしてJ3リーグとなっています。ガイナーレ鳥取は現在J3リーグに所属しています。
簡単に言えば、J3リーグで優勝もしくはそれに準ずる成績を残せば、上のリーグJ2に上がれます。(もう少し基準がいろいろありますが)
現在、元日本代表で活躍された柱谷哲二監督の下、昇格するために頑張っている所です。
チュウブ野人スタジアムってなに?
今回清掃ボランティアをしたのは、米子市にあるチュウブ野人スタジアムという場所でした。ガイナーレ鳥取はいつもは鳥取市にあるバードスタジアムで試合を行っていますが、ご存知の通りもう1つスタジアムがあるんです。
その野人スタジアムとはどんなスタジアムかというと、
野人とは、元日本代表で現在ガイナーレ鳥取のGMである岡野雅行さんのニックネーム。人間離れしたスピードとおしゃれな風貌から「野人岡野」と呼ばれていました。
その岡野さんがガイナーレ鳥取の選手だった頃、米子にスタジアムやサッカー練習場がないことを憂い、市民・企業から寄付を募って作ったのがチュウブ野人スタジアム。
通常30億円以上かかるスタジアムの建設費を、なんと3億円で建ててしまったから、驚きです。
スタジアムの名前が野人スタジアム。よく考えればすごい名前です。
現在はガイナーレ鳥取の公式戦や練習で利用するほか、ガイナーレの少年サッカーチームの育成拠点、市民の交流拠点(コートボールの試合など)、ユース世代以下の試合会場として使用されています。
立派なスタジアムですが、Jリーグの公式戦は様々な基準があるためになかなか行うことができません。しかし若いユース世代の試合や練習場として、鳥取県の子どもたちのサッカー場としてなくてはならない場所になっています。
今日も中学生が、試合をしていました。学校は土の校庭が多い中、芝生で練習や試合ができるのは素晴らしいことですね。
ちなみにチュウブというのは、スポンサーの名前です。株式会社チュウブという芝生の製造管理されている会社がネーミングライツ権を獲得され、チュウブと名前が付いています。
1つの文化としてのガイナーレ鳥取。
プロサッカーチームが日本に出来ておよそ20年。日本にもサッカーの文化が根付いてきました。北から南まで全国各地にプロサッカーチームがあります。
以前鳥取のプロレスについて書きました。
kassama旗上げ戦を見て。鳥取に根付いているプロレス文化。
鳥取には「だらずプロレス」や「KASSAMA」があって、それが文化となって根付きつつあります。それらがもっと盛り上がって広がって行くよう応援したいということを書きました。
ガイナーレ鳥取も同じです。
文化は長い歴史を経て、定着します。
その途中には様々な困難なことがありますが、それを乗り越えて行くごとに、より深く広く浸透していくのではないでしょうか。
自分が住んでいる場所を少しでも魅力ある町にするために、友だちを応援する、近所の人を応援する、地域の企業を応援する、その延長線上に地域のサッカーチームガイナーレ鳥取を応援する。そんな気持ちでガイナーレ鳥取を応援しています。
というより、サッカーが好きで、ガイナーレ鳥取が好きだから応援しているだけかもしれません。
一緒に応援したい人がいれば大歓迎です。スタジアムの雰囲気は最高ですよ。
そのうち鳥取マガジンで応援企画したいですね。