[伯耆町]植田正治写真美術館。アートを感じる。大山観光におすすめ!大山の絶景スポット
植田正治写真美術館はアートの写真を見ながら、大山の景色も楽しめる鳥取観光にもってこいの場所です。大山のふもとにあるため、伯耆富といわれる大山の絶景スポットとなっています。
砂丘などをバックに撮った演出写真で世界的にも有名な植田正治。その作品が展示されています。
JR岸本駅を大山方向に登って、車で約5〜6分行くと大山に向かって建つ。高速道路大山PAからは3分ぐらいでしょうか。
植田正治写真美術館とは
植田正治写真美術館は写真家植田正治の作品が展示されている美術館です。植田正治は鳥取県境港市出身の写真家。生涯アマチュアにこだわり続け、撮りたい写真しかとらない主義を貫きました。その写真は、無機質なんだけど熱を感じさせる写真、どこか懐かしい暖かくなるような所もあって、見る人は不思議な感覚に陥ります。
フランスでは「ueda-cho」と言う言葉があるほど、人気だった写真家です。
福山雅治も植田正治を師事していた
また歌手・俳優の福山雅治さんが植田さんを師事していたことも有名です。
1994年に行ったシングル「HELLO」のジャケット撮影をきっかけに、鳥取県境港市を拠点にする写真家・植田正治との交流を深め、1999年のシングル「HEAVEN」のジャケット撮影まで様々なフォトセッションを行った。福山は境港や米子近辺をよく訪れており、対談の中で福山は鳥取県について「第2の故郷と呼びたい。そんな温かさを感じます」と述べている。
福山雅治さんの写真の展示もされたこともあります。その時は実際に福山さん本人が来てくれました。是非また福山雅治さんの写真の展覧会をここで開催してほしいものです。
植田正治写真美術館は大山の絶景スポットです。
鳥取県を代表する山である「大山」。日本遺産に選ばれるほど、歴史がある山です。見る角度によって、様々な表情をみせてくれます。
植田正治写真美術館から見える大山は、伯耆富士と言われるほどなだらかな美しい形をしており、まさに絶景スポット。大山をみるだけでも行く価値がありです。
天気がよければ水に写る逆さ大山(逆さ富士)を撮ることができます。これが本当に美しい。
UEDA-CHOを体験
館内にはUEDA-CHOを体験できるコーナーがあり、ガラス窓に帽子の絵がはってあります。横には杖と傘が置いてあり、これを使って植田調の写真を撮ることができます。
こんな素敵な写真を撮ることができます。気分はプロカメラマンです。
いろいろな方がUEDA-CHOを体験されています。
やはり小道具が用意されてた植田正治写真美術館。
三脚も用意してぇ.. pic.twitter.com/Rbb6oWke2T— 松田和弘 (@otori_Hepburn) 2016年8月21日
昨日は鳥取松崎のたみに一泊、アスコットのモーニング。友人の改修中の家をみて、こさじいち、植田正治美術館、キッチンピノキオ、パラード、サオン、貝殻節まつり渋滞に巻き込まれレンタカー延長、ぽかぽか温泉、ノーグランという黄金コースでした pic.twitter.com/zCcrjYAhch
— エプロンズ (@Aprons3) 2016年8月5日
美術館の建物が素敵
建築家高松伸がデザインした美術館の建物。無機質だけど暖かみがある、まさに植田正治の写真のような美術館の建物になっています。
大山のふもとに突如表れる建物。大山の自然と調和しています。
世界最大規模の写真レンズ
館内には世界最大規模のカメラレンズが設置されています。カメラレンズがある部屋は映像展示室になっていて、カメラの歴史や植田正治のお話を見ることができます。実はこの展示室がすごい仕掛けになっているんです。
映像展示室そのものがカメラの内部構造となっていて、光学的な基本原理を知ることができます。被写体は、もちろん大山です。逆さ富士がご覧いただけます。
この映像展示室に入ると、現在の大山の様子を写真に撮ったものを見ることができます。しかも自分たちがいるのはカメラの内部。
その日によって違う表情をした大山を、巨大レンズを通してカメラの内部から見ることができるわけです。その日、その時しか見ることができない大山を是非みてください。
植田正治写真美術館のアクセス 場所
住所は鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
植田正治写真美術館は駅から離れたところにありますので、バス、タクシー、レンタカー、自家用車を使って行くことをお勧めします。
植田正治美術館は大山ループバス
土日と連休などの期間は大山ループバスが運行しています。これに乗れば、植田正治写真美術館だけでなく、米子から大山まで様々な名所をまわることができます。
1日乗り放題で1000円、2日間だと1300円でかなりお得です。また乗り放題乗車特典として、美術館の割引やその他観光施設の割引もあるので、是非チェックしてください。
運行期間
4/28~11/4 土・日・祝日
毎日運行期間
【GW】4/28~5/6
【夏休み】7/28~8/19
【紅葉期間】10/20~11/4
その他詳細については「大山王国 大山ループバス2018」をご覧ください。
デマンドもあります
デマンドバスという路線バスもあります。こちらの詳細は下記リンクで確認してください。
デマンドバスについてはこちらのリンクを参照ください。「伯耆町型バス事業」
タクシーでも
JR岸本駅からはタクシーで8分なので美術館だけの利用ならタクシーを使っても良いでしょう。5分だから歩いて行けると思うと上り坂なのでかなりハードです。1時間はかかると思います。健脚自慢は挑戦して見て下さい。
米子駅からは定額タクシーがあります。
定額タクシー 植田正治写真美術館~米子駅
【運行期間】
◆平成30年4月28日(土)~5月6日(日)
◆平成30年7月1日(日)~11月30日(金)
【運行区間】
◆植田正治写真美術館 ⇔ 米子駅(片道のみの利用も可)
【利用料金及び取扱時間】
◆利用料金 1台 2,000円(片道)
◆取扱時間 午前9時~午後5時
【利用方法及び申込み先】
下記受付窓口にて申し込んでください。
◆植田正治写真美術館⇒米子駅を利用する場合
受付窓口 植田正治写真美術館
住 所 西伯郡伯耆町須村 353-3
電話番号 0859-39-8000
◆米子駅⇒植田正治写真美術館を利用する場合
受付窓口 米子市国際観光案内所(米子駅構内)
電話番号 0859-22-6317
駐車場
駐車場はたくさんあります。なにかイベントがないかぎり駐車場が一杯になることはないでしょう。
植田正治と僕
編集長トマルが東京に住んでいた時、いつも「鳥取」がどこかにないか?探していました。それはSC鳥取であったり、岡本喜八監督であったり、甲子園の鳥取県代表でした。そんな中、植田正治の名前を知りました。
偶然行った東京都写真美術館の入り口に、植田正治の写真を発見したときの感動は今でも忘れられません。東京都写真美術館の入り口の壁に、でかでかとあの有名なロバート・キャパ、ロベール・ドアノーと並んで植田正治の写真があるのです。当時植田正治の写真をあまり知らなかった僕は衝撃を受けました。
それは2016年9月リニューアルした東京都写真美術館にも変わらずにあるそうです。キャパ、ドアノー、そして植田正治。あの有名な写真家と並んで鳥取の人の写真が大きく飾ってあるなんてすごいことです。そんなすごい人の写真美術館が鳥取県にある。嬉しいなあ。
是非、鳥取に来て、植田正治の写真を見て、写真と一緒に鳥取の空気を味わってください。
植田正治写真美術館
住所:鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
TEL:0859-39-8000
時間:9:00~17:00
植田正治美術館
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