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米子地域おこし協力隊ゴロ画伯インタビュー。なんと!テレビチャンピオンの準優勝者が米子市の地域おこし協力隊。(1/2)

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米子市地域おこし協力隊にはすごい人がいます。

TVチャンピオン第一回似顔絵師選手権で準優勝。
アメリカアカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞「おくりびと」の絵コンテを担当。
NEWS23でニュース・アニメを制作。

などなど、数々の素晴らしい経歴を持った方です。

 

ゴロ画伯

 

百聞は一見に如かず、これを見てください。

仮面ライダー1号役でも有名な藤岡弘さんの似顔絵です。

すごいですね。

現在はエレキ紙芝居もされています。エレキ紙芝居とは昔ながらの紙芝居をデジタル化したものです。大型モニターやスクリーンに映すことができ、大勢の人が見ることが出来ます。ゴロ画伯の絵はもちろんすばらしいのですが、それに輪をかけて紙芝居の内容が面白いのです。

エレキ紙芝居を見る機会がある方は是非見に行かれることをお勧めします。

そんな経歴を持つ米子市地域おこし協力隊のゴロ画伯にお話を伺いました。

 

You Tubeと紙芝居で発信、実力は折り紙付き?

 

ー 現在地域おこし協力隊として主にされていることはなんですか?

 

大きく言って3つあります、1つはSNSで米子の魅力を発信すること。主に動画を作ってYou Tubeを使って発信しています。自称日本一だと思っています。

米子情報局 どげな? You Tube

 

もう1つは紙芝居の活動で米子を広めること。自分自身がコンテンツになり、米子を有名にしたい。がんばっとるとこです。どんどん露出して行きたいなあとは思っとる。地道に活動している。実力は折り紙が付いてきたけん(笑)

 

いやいや、こないだね、実力派の落語家の三遊亭竜楽さんの独演会でゲストに呼んでくれたんだよ。竜楽師匠は人情話だったので、笑わせなかったですよ。その前にゲスト出演して、どかーんと笑わせたんで「笑わせてくれて助かった」と褒め言葉を頂いた。落語家さんからね「笑わせてくれて助かった」と言われる、これ以上の褒め言葉はないですよ(笑)。なのでちょっとね最近は鼻高々です。爆笑なんてなかなかできるもんじゃない。その時はどっかんどっかんきた。

後は知名度を高めたい。米子でも定期的に(ライブを)やりたいと思っています。

 

もう1つは、教育的なこと。学校回ったり、こないだ去年は新宿の歌舞伎町の小学校で、紙芝居をやった。お笑いと地域おこし、心の健康紙芝居と言うのをやっとるのですよ。3年前はパリまで行って、最近良く聞くアドラー心理学を15年~20年近くやっているのかな、アドラー心理学をベースにした心の健康をやったりしてる。それを小学校だったりお年寄りだったり、幅広くできる。

 

東京に地域はない

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ー 米子の魅力、地域暮しの魅力を教えてください。

 

東京に30年以上住んでいますが、東京に地域なんかない、コミュニティなんかない。隣りのマンションだとだれが住んでいるのか全然知らない。地域って言うのがないので、すごい寂しいんですよ。

 

(米子に)帰って来てびっくりしたんですよ。「知り合い」が増えるなぁって。東京は「知り合い」が増えないんです。友だちはいるけど、でも友だちの下に「知り合い」があって、その下に「他人」がいるじゃないですか?この「友だち」か「他人」か、しかなくて、東京ってのが、「知り合い」がないんです。「知り合い」の中から友だちになるじゃないですか?普通は。

 

米子にいると「知り合い」が増える

 

この「知り合い」がなければ、友だちって増えないですよ。だから会社の仕事仲間はいるけど、それで友だちかっていうと、まあそれで友だちかっていうのはあるかもしれないけど、それ以外の「知り合い」っていうとなかなか東京ってのは作れないですよ。

 

ところがこっち帰ってくると、こうやって話しするしさ、全然職種も違うんですけど、なんかよく会うねえって話しをしたり。米子の方がつながりが大きいのかなあ。職場から家に帰ってくる間に会う人ってみんな他人じゃないですか?米子の方がつながりが大きいんだな。

 

東京に地域はない。良いフレーズでしょ。米子は「知り合い」を作りやすい。友だち以前の「知り合い」。でも「知り合い」がなければ友だちにもなれないじゃないですか。

 

東京ではなかなか30年かけて、店の人と対等に話しができる飲み屋ができた。それが米子に帰って半年で数件できてしまった。話しやすいのがこっちの方が話しやすい。東京は流れているから常に一見さん。(米子だと)言われるもん、「この間あそこ歩いていましたね。」とか。

 

だけど山陰の中で最も東京的なのが米子

 

米子の特色として考えれば、(人が)フランクなとこがええかもね。多分山陰の中では1番図抜けて開放的だと思うよ。山陰の中で最も東京的だと思うよ、他人がなにやっているか詮索せんし。「知り合い」が増えるんで、だれかなんか相談すればなんか道ができるっていうのがあるし、東京だと途方に暮れるもん。なんか困ったことあってもさあ。だから人間的だと思う。だって経済産業省の出した米子は、日本一暮らしやすい町だしこぅだけん。

米子市HP「暮らしやすさ日本一!」との評価をいただきました。

次回に続く

米子地域おこし協力隊ゴロ画伯インタビュー(2/2)「日本で1番四季がはっきりしているのが米子」